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料理人タテヤの南極日記 #JARE61

2020.06.25 公開 ポスト

第10回

さらば「しらせ」、夏隊、そして60次隊竪谷博

いよいよしらせが離れます。岩山に登り別れを交わしました。
 

離れていくしらせを見ながら、私たちは無事の越冬生活を心に誓います。
 

しらせ甲板には「SAYONARA」の横断幕が! 長い霧笛が鳴り響き、ゆっくりとオングル海峡を離れていきます。
 

空を彩るピンク色のライン。ビーナスベルトが見える時期になってきました。短い夏も終わりの時期を迎えます。
 

さて、こちらのハイタッチは?!
 

そうです! 建築隊員を中心に力を合わせた新放球デッキがついに完成しました!
 

完成の喜びに空を見上げ涙する夏隊K隊員。期限に間に合わせることができました!
 

そしてアッという間に2月1日の越冬交代式を迎えます。
 

越冬交代式の様子を夏隊としらせ乗組員が見守ります。
 

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料理人タテヤの南極日記 #JARE61

料理人タテヤ、再び南極へ。第61次南極観測隊・調理担当タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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