【東洋二十四節気 星占い12月22日～】「冬至」の時期の運勢小池雅章（青山五行）（占術家　「青山五行」創始者）

四季折々の暮らしに欠かせない歳時記。昔から伝わる、季節の行事にあわせた暮らし方には日々の健康や開運・幸せになる知恵がたくさんつまっています。

そしてこれはあまり知られていないことですが、歳時記のもととなる二十四節気と、星占いをつかさどるホロスコープの運行には密接な関係があるのです。

本連載では、12月22日から始まる「冬至」の時期の過ごし方について、12星座を前半・後半にわけた「東洋二十四節気星占い」でアドバイスします。

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初候　12月22日～25日　　乃東生（なつかれくさ　しょうず）

次候　12月26日～30日　　麋角解（さわしかのつの　おつる）

末候　12月31日～1月4日　雪下出麦（ゆきくだりて　むぎのびる）

12月22日太陽が山羊座に入り、これを東洋二十四節気では「冬至」と称します。

冬至

春分

夏至

秋分

ご存じのように冬至から日照時間が長くなりますので、ここを一年の始まりとする国や地域も沢山あります。特に日照が不足しがちな北欧では、この日を特に尊びます。

日本ではこのあたりから冬本番といった感じが強いので、一年の始めと感じる方は少ないようですが、一部の神社には、ここが陽の気の芽生える時として「一陽来復」のお札などを授けるところもあります。

 

夏至から徐々に日照時間が短くなり、それが冬至でピークとなり、冬至からまた日照時間が延びてきます。

暗さ＝陰 が窮まり

明るさ＝陽 が復た来る

という意味が「一陽来復」という事になり、冬至から、だんだんと陽の気が伸びて来るという意味合いであります。

それは、「ものが窮まれば 変じて 通じてゆく」という易の解釈で（『易経』）、どんな事でも土壇場に行きつけば、変化が生じて、新たな道が開けるという考え方です。

なりにけり　なりにけりまで　年の暮……芭蕉

ここまできてしまった、年の暮。
これと同様、人生もここまで来てしまった。

誰しも時に感じて思う事、特に年の瀬は色々な感情を抱きがちでありますが、そう思えるうちはまだまだ生きている証し。最悪の事態とは、そのような事も考えられない時です。

憂いや苦悩が生まれるのは、生きているからこそなのだと考えてしまうのも、悪くはないかもしれません。

波が立つのは舟が前に進んでいるからなのです。

少しばかりポジティブな心意気でまいりましょう！！

 

二十四節気星占いでみる、12月22日～1月4日の運勢

牡羊座前半生まれ＝春分生まれ

社会的な方面で人気が出たり、評価が上昇したりしてゆく時となります。自分勝手は慎むようにして、周囲の目を気にしながらの行動が大切です。３日の満月あたりでは自由な振る舞いをしがちですが、ここではグッと我慢をして、本音よりも建前を重視してまいりましょう。くれぐれも私情を挟まないようにするのが、成功の秘訣となります。周りの方々と歩調を合わせて進む事が、さらに運気を開いてゆきます。この期間、周囲の方はあなたに大きな期待を寄せていますから、それに見合った言動が必要です。

 

牡羊座後半生まれ＝清明生まれ

家計についての見直しが有効な時となります。この期間は、住まいや家族といった分野に幸運が宿ります。周囲からは見えなくとも、あなたの内側ではなかなか満足のゆく時となっているようですから、積極的に住環境の改善や家族関係の深化を進めましょう。仕事始めあたりからは急にあなたの評価も上がり、忙しくなりそうですので、お休みの間に出来るだけ家族との時間を持つ事が幸運に繋がるはずです。外交よりも家族団らんに幸多い時のようであります。

 

牡牛座前半生まれ＝穀雨生まれ

エネルギーが充満してゆく期間となります。体力も当然の事ながら、やる気、人気、聡明さなど、全てが普段よりも倍増するといった時です。そして、物事にあたり自信を持って取り組む事ができますので、さらに活気が生じてきます。特に人気運は高く、あなたの魅力がいちだんと輝きを増しそうです。それは恋愛にもプラスに作用し、また男女問わずの人気運も高揚いたしますので、仕事にも大いに活かす事が出来るでしょう。ここでは個人生活よりも公の立場を優先する事が、いっそう運気を押し上げて行くものとなります。

 

牡牛座後半生まれ＝立夏生まれ

まだまだ良き運気の流れの中にあります。ここでは特に予想もしなかった幸運に恵まれる暗示が高まります。まさに思いがけないラッキーといった事に幾度か遭遇するでしょう。特に、新たなスキルの習得や資格取得を目指して勉強を始めるのに幸運が宿ります。ここで始めた事は、将来に大きな結果を生むようになるのです。４日頃からは活気も甦ってまいりますので、このあたりから何かを始めるのも良いでしょう。じっとしていられなくなるくらい運気の高揚が始まります。何事に関しても、考えて、考え抜く事がとても有効になる時であります。

 

双子座前半生まれ＝小満生まれ

基本的なエネルギーは充分であります。それでも単独で何かやるというよりも、周囲との協力関係を構築して何かに挑むのが有効な時のようです。地力があるからこそ、周りの人々に気遣いしながら進める事が出来るのです。ここでは協調と言った事が一番の幸運の鍵となりますので、プライベートよりも社会的な付き合いを優先するほうが、何よりの結果を生み出すはずです。また３日の満月前後では、これまでの金銭感覚、経済観念を変えるような事があるかもしれませんが、新たな考え方に従って吉となるでしょう。

 

双子座後半生まれ＝芒種生まれ

年内は対人関係、パートナーシップに色々と気を遣いそうですが、年明けと共に多少の開放感が生まれるようです。この期間は、なかなかの金運という嬉しい暗示が流れます。あなたの評価が上昇してゆく事と比例して金運も上昇するようです。ただ４日あたりからは、お金遣いが荒くなると言った傾向になります。ここでの散財しすぎは後悔しそうですので、はやる気持ちを抑えてゆく事が大切です。それでも社会的な付き合いでお金が出る事には、躊躇しないほうが良いでしょう。この分野では、積極的支出が功を奏します。

 

蟹座前半生まれ＝夏至生まれ

対人関係、パートナーシップが全てというほど、身近な人間関係が大切な時です。これらを良き状態に保つ事に全集中して行きましょう。あなたの人生においては、人との関係性という事がいちばん大きな課題であります。人からの影響を受けやすく、それが良き影響ならば全てが幸せに繋がるのです。ですから人との関係を良好に保つ事があなたの幸せそのものなのであります。まさにここは、そのような幸せを感じられる時です。目の前の人を大事にする事で、あなたもそれ以上の幸せを手にできます。３日の満月前後は多少の緊張が生じますが、一過性です。

 

蟹座後半生まれ＝小暑生まれ

基本的な運気はまだまだ安定していて、多くの可能性に満ちております。これまではプライベートを楽しむ時でしたが、ここからは社会的な面を充実させてゆく期間に入って行きます。まずは仕事や社会的人間関係、あなたが、相手にどこまで貢献できるかを考える時です。あなたの幸運を周囲に分けてこそ、あなたの運気はさらに大きくなってゆくのです。幸運を一人占めしない事が大切であります。４日過ぎからは対人関係の調整が課題となりそう。相手の我儘などをどこまで許容するかなどが考えどころです。

 

獅子座前半生まれ＝大暑生まれ

仕事に邁進して行く時です。年内ももちろんですが、年明けもその傾向は変わりません。今年いっぱいは特に、ひたすらに打ち込むと言った感じですが、厳しさよりも、楽しさ、人気、引き立てといった運気の中で仕事が進んで行きますので、実はなかなかの楽しい期間であるという事になるのです。対人関係にも運命的な出会いがあったり、一度は途切れていた縁が復活したりと、喜ばしい事も多々ありそうです。３日の満月あたりでは、あなたの心の中の願望が形を作って行きますので、その方向に進むのもよろしいでしょう。

 

獅子座後半生まれ＝立秋生まれ

周囲との協力体制を立て直す時となります。といっても一朝一夕にはまいりませんので、時間をかけてゆっくりと作り上げてゆくといった覚悟を持って取り組み始める時です。最低でも数ヶ月といった単位で進めましょう。これが徐々にあなたの評価も上昇させますので、長期計画として必ず実行して行きましょう。年が明けると急激に仕事が忙しくなります。このタイミングで、多くの人との協調を進めるのが良いと思われます。来年は仕事始めからロケットスタートといった感じですから、心の準備をしておきましょう。

 

乙女座前半生まれ＝処暑生まれ

あなたにとっては、まさに楽しい年末年始となりそうです。色々な喜び事が待っています。特に恋愛には持って来いの時期ですから、早めに大掃除などやるべき事を済まして、どのようなお誘いも受けられるように準備をしておきましょう。趣味に興じるにもデートにしても、全てに幸運の要素が含まれているようです。滅多にないような期間となりますので、心を喜ばせる事を優先してやって行きましょう。３日の満月あたりにも、新たな楽しい事が見つかりそうです。

 

乙女座後半生まれ＝白露生まれ

対人関係、パートナーシップが復調して行く期間となります。一時、離れていた人や、少しばかりの確執があって遠ざかっていた方との復縁を目指す時です。ここから数週間がそのようなチャンスですから、あなたがそれを望むのならば、積極的に動いてよろしいと思います。年が明けると恋愛モードも始まり、あなたの情熱が高まってきます。その準備の為にも、多くの縁の修復がこの期間の課題となるようです。また仕事に関しての人間関係も、良き広がりを見せて行く期間となります。

 

天秤座前半生まれ＝秋分生まれ

家の中の事、住環境、または家族の事に視点が移る期間となります。ここは大掃除から家族のケアまで、あなたの視線をそのような分野に向ける時です。集中して整理整頓や家族への気遣いに時間を充てると、今後の開運の基礎ができると言った暗示となっています。一方で、長期に亘る恋愛運の高揚も継続していて、楽しい時間もしっかりと取れますので、身の回りの整理を優先して行いましょう。掃除や家族ケアばかりに追われて過ごすと言った事はまずありませんから、ご心配は無用です。

 

天秤座後半生まれ＝寒露生まれ

仕事にしっかりとけじめをつけましょう。このところ多少の怠惰モードが流れていましたが、ここでは正常に戻っておりますので、目の前の事にしっかりと取り組んで、年内には一応の区切りを付けておきましょう。もちろん、周囲との共同作業で足並みをそろえて行うのが重要です。新年に入ると、忙しいながらも仕事の流れもスムーズなものになってきますので、年内の締めが重要なのです。それがあなたの評価を大いに高めて行く事にもなります。

 

蠍座前半生まれ＝霜降生まれ

あなたの頭脳が冴える期間となっております。物事の習得には大いに適した時で、新たなスキルや資格取得の勉強などを始めるには良きチャンスです。年内は難しいかもしれませんが、年明け３日の満月あたりには、これだと言ったひらめきなども生まれそうですから、そのタイミングでも良さそうです。このような好機を逃してしまうのは勿体ないので、是非とも何かに挑戦してみてください。それをする事で新たな道や人間関係も開けてきます。

 

蠍座後半生まれ＝立冬生まれ

これまで逡巡していた恋愛関係などがあるとしたら、ここは、それらを成就させる好タイミングです。この期間は約一ヶ月となりますので、心を決めてしっかりと取り組んで行きましょう。恋愛以外の多くの個人的活動にも、この事は当てはまります。このような事を形にする事で、心の中に大きな自信が生まれ、それが次の行動に繋がり、さらに幸運は増してゆくのです。滅多にない運気ですから、黙って見ていては勿体ない時です。対人関係も格段に良くなる兆しがあり、人と積極的に関わって吉となります。

 

射手座前半生まれ＝小雪生まれ

金運が高揚する時であります。あなたにとってお金は貯めるものではなく遣うもの、といった考えが勝ります。ここでの金運は、楽しい事に遣うほどに有効になると言ったものですから、心躍る期間であります。クリスマスのデートや集まりに散財したり、ほしかったものを手に入れたりと、喜びのあるものに遣うという事に関しての金運は、誠に良い時となるでしょう。３日の満月は、その金運をさらに刺激する好タイミングですから、年が明けても楽しい事がいっぱいのようです。

 

射手座後半生まれ＝大雪生まれ

何となく盛り上がった時期も過ぎて、まさに祭りの後といった心象かもしれません。ここでは少しおとなしく、家の整理整頓などに時間を費やす事をお勧めいたします。ただし運気が良くないという事ではありませんのでご心配なく。この期間は、地味に仕事、家の片付け、周囲との協調などといった活動が、やるべき事ランキングの上位に位置しているからです。これらをこなして新年を迎えることで、仕事始め頃から再び活気が出てくるのです。たまにはのんびりとした年の瀬も良いかもしれません。

 

山羊座前半生まれ＝冬至生まれ

まさに誕生日ウィークス、誕生日だからという事ではなくて、今年の誕生日は特に、大きな幸運の期間となっております。やる気に溢れ、魅力が満ちて、そしてさらに艶も兼ね備えているのです。真面目なあなたにしては、このようなときをどう過ごしたら良いか迷ってしまう程です。ちょっとしたスター気取りも良いかもしれない、そんな素晴らしい運気の期間となります。ただ年明け３日の満月前後には、やや我儘に過ぎる傾向でありますから、このあたりのみ気をつければ最高の時となるようです。

 

山羊座後半生まれ＝小寒生まれ

静かながらも運気の整った、非常に過ごしやすい時となります。知的な趣味や楽しみに興じる事もできて、またロマンスモードも高まります。芸術的な方面にも適性がありますので、知的な会話が弾む恋愛関係の出現なども期待できます。対人関係にも、静かながら大きな発展の兆しがあります。どれもバランス良く収まっておりますので、自然の流れに任せておくと、行きたいところに自然とたどり着くといった運気なのです。そして年明けからは一転、エネルギッシュになって行きそうです。

 

水瓶座前半生まれ＝大寒生まれ

あなたの心の奥底で、新たな希望が醸成されてゆく期間となります。最初は形がはっきりとはしませんが、数週間で出来上がるという暗示なので、ここでは夢の模索、真の欲求などを追求してみると良いでしょう。年明け３日の満月は、あなたにとっては仕事に関しての新たな認識が生まれるようなタイミングとなります。これまでと少し違ったアプローチなどが有効そうです。このあたりで、心の中で醸していた何かが、明確な形を表してくるでしょう。

 

水瓶座後半生まれ＝立春生まれ

お金や住まい、仕事など、このような現実的な課題を一つずつクリアーするというか、挑んでゆく時となります。少しばかり大袈裟で面倒なようですが、ちょっとした小さな事を乗り越えて行けば良いのです。現在の運気の流れはそのような事にあたる好機となっておりますから、思ったよりもスムーズな展開となるはずです。特に幸運は仕事にあります。考えていたよりも多くの成果が出せそうな暗示、今のあなたの知的能力ならば予想以上の結果が残せそうなのです。怯まず、かと言って力まず、あなたのやり方でやってみましょう。なかなかの好結果となるはずであります。

 

魚座前半生まれ＝雨水生まれ

新たな人間関係が生まれてゆく期間となりそうです。ここでのあなたは大きな人気運をまとっているようなものですから、周囲からの人望が高まります。多くの人が寄ってきますので、人間関係が楽しい時となります。年明け３日の満月は、これまで培ってきた楽しい事が形になるといった暗示、または恋愛の完成と言った暗示となっています。現在、身にまとっている雰囲気を大事にして行きましょう。その雰囲気は気品と優美さ、知的な美しさなのであります。

 

魚座後半生まれ＝啓蟄生まれ

まさにこれまでの自分を完成させると言った暗示が強まる期間となります。長期的な安定を目指して、今後の計画を立ててゆくといった事が適しています。数年前と比べたら、大きな成長も自覚されているはずです。周囲からの人気も知的な能力も充分な時となっておりますので、落ち着いて新たな年を迎えましょう。年明けはさらに自信と希望に溢れます。力まずに普段どおりの年越しでよろしいのです。自信があれば飾る事なく自然体でいられ、それが周囲から一目置かれる事にもなるのです。

 

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※二十四節気占いについて

二十四節気の区切りは、生まれ年によって若干異なる場合があります。
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