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料理人タテヤの南極日記 #JARE61

2020.12.07 公開 ツイート

第21回

往復3週間の「内陸旅行」に出発しました! 竪谷博

ゆるく地吹雪が吹いていてかすんで見えるので、雲の上にいるように見える時があります。
 

車内はエンジンの音が大きいので、会話は大きな声でないと伝わりにくいです。
 

生活をしながら移動するので、車内は居住スペースにもなっています。
 

途中で掘りやすい雪面を見つけ、バケツに入れた雪を車内の暖房のそばに置いて溶かします。水の確保をしなければならないからです。
 

写真では分からないですが、この辺りでマイナス30℃以下はありました。

 

毎日18:00~19:00頃まで走り、キャンプインです。
 

雪と氷の地平線に日が沈んでいきます。
 

ビーナスベルトがとても奇麗に見えました。
 

内陸では風がない日はほとんどなく、地吹雪で景色がかすんで見えます。
 

夜8時になると、夕食と同時に昭和基地との定時交信です。
 

みずほ基地まで残り90キロ弱。ここから先は雪面の起伏がどんどん激しくなります。

このあと、実は食糧橇の中が壊れて大変なことになってしまいました。果たしてミッションを終えて無事に帰ってくることができるのでしょうか? 気になる続きは次回をお楽しみに!

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料理人タテヤの南極日記 #JARE61

料理人タテヤ、再び南極へ。第61次南極観測隊・調理担当タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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