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これまでの服が似合わなくなったら

2019.08.24 更新 ツイート

「照り」と「品」で作る“ほどよい色気”が大人女性のおしゃれを爆上げする山本あきこ

8月22日に発売になったスタイリスト・山本あきこさんの新刊『これまでの服が似合わなくなったら。~「40歳、おしゃれの壁」を乗り越える!~』は、「いつもの服がなんだかしっくりこない…」と悩む方必読! 1万人以上の女性を変身させてきたスタイリスト・山本さんによる、大人女性の魅力を底上げするファッション術が満載の1冊です。本書から、今すぐ使えるおしゃれテクニックを抜粋してご紹介します!

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ほどよい色気が服をよみがえらせる

これまでの服が似合わなくなったと思ったとき。まず見直すべきなのが「色気」です。今のファッションに、色気を少し足すか、少し引くか。この調整をするだけで、とたんに手持ちの服がよみがえります。

今さら色気なんて、と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫です! この場合の色気は、ムンムンに放出する色気や、露出で作る色気のことではなく、ほんのり漂うくらいの色気のこと。「自分が女であることをちゃんと意識しているかどうか」の話です。

(写真:中村彰男)

私たちはいつの頃からか、色気に対してノーケアになりがちです。わかりやすく「女子扱い」される機会も減りますし、忙しい毎日に色気どころではなくなるときもあります。でも実はこれが、最近いまいちファッションがしっくりこないと感じる原因のひとつなのです。

以前お客様に「ほどよい色気を出しましょう」と伝えたら、「色っぽい服を着るのが苦手です……」と言われたことがあります。媚こびたり女を売りにしているようで、抵抗があると言うのです。その気持ち、よくわかります。

なにより私自身が、20代の頃は彼女と同じように考えていました。フェミニンな服は私のキャラじゃないとも思っていました。でも、あるとき……35歳を超えた頃でしょうか。「年齢を重ねても、綺麗な女性でいたい」と、ふと思ったことがあるんです。そのとき、大人になっても綺麗な女性でいるためには、ほどよい色気が必要だと感じました。丸みや曲線、ツヤやなめらかさ。そういった女性らしさが自分にあることを知って、大切に扱おう。そう思うようになったのです。

すると不思議なことに、体も心も、すっとやわらかく楽になりました。ファッションもそれまで以上にしっくりくるようになりました。

年齢を重ねると、私たちは自分が思っているよりも、色気から遠ざかってしまいます。

たとえば、自分ではカジュアルなつもりでも、色気要素がゼロだと、下手をするとボーイッシュな少年のようになってしまいます。

悲しいことに、自分が女性であると意識することが減る大人世代は、放っておくとどんどん女度が下がってしまいます。ですので、大人になったら、思った以上に色気を足して、ちょうどいいくらいなのです。

生き生きと輝いている大人の女性は、実はみなさん、この「ほどよい色気」がある人ばかり。まずはこの「ほどよい色気」を意識することからファッションを見直していきましょう。

みずみずしさとツヤを与えてくれる「照り」

さて、大人の女性が、この「ほどよい色気」を出すときに、大事になるのは「照り」と「品」です。

「照り」というのは、物理的に輝きを出すこと。照りがあると、みずみずしく見えますし、照りがあるとツヤが生まれます。

若いときにはとくに手をかけなくても、肌も髪もみずみずしく、ツヤツヤしているものです。でも年齢を重ねると、これらは物理的にも減少していきます。だから、大人になったら照りを人工的に加えて、このみずみずしさとツヤを補給しましょう。減ってきたものを足して、ニュートラルに戻してあげる感覚です。

この照りを加えるだけでも、同じ服を身にまとったときの印象は雲泥の差です。エステに行ったり、ダイエットしたりしなくても、今までの服がぐんと洗練されて見えますよ。

具体的には、アクセサリーの輝きや、服の素材感、メイクやスタイリング剤などで「照り」を加えていきましょう。ファッションやヘアメイクに照りがあると、「自分にちゃんと手をかけている人」という印象になり色気が生まれます。

色気を引き算できる「品」

一方で、大人の女性がほどよい色気を醸し出すには、「品」も欠かせません。

品というのは、生まれながらににじみ出るものと思われがちですが、ファッションアイテムでも品を表現することはできます。この品を自由自在にあやつれるようになると、一気におしゃれが格上げされます。

といっても、高級な服を買いましょうということではありません。

ここでいう「品」の核になるのは、「色気をほどよく引き算して、上品に見せてくれるアイテム」と言えばいいでしょうか。

のちほど詳しく説明しますが、品アイテムには、大きく分けて「育ちの良さを感じさせる品アイテム」と「メンズライクな品アイテム」の2種類があります。

こういった品アイテムをコーディネートに投入することで、先ほど言ったような色気ムンムンにならない、「ほどよい色気」が表現できます。

第1章では、この「照り」と「品」の加え方をお伝えします。
大人の女性のファッションに必要不可欠な「ほどよい色気」の作り方を覚えて、今までの服をよみがえらせましょう。

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関連書籍

山本あきこ『これまでの服が似合わなくなったら。 「40歳、おしゃれの壁」を乗り越える!』

「いつもの服がなんだかしっくりこない…」と思ったら、 "自分本位なおしゃれ"へ進むチャンスです!  1万人以上を変身させてきたスタイリストによる大人女性の魅力を底上げするファッション術。 ・肝になるのは「ほどよい色気」 ・最初に見直すべきは髪の毛 ・細い部分は「探して、出す」 ・似合わない色にとらわれない ・見た目と内面が一致すれば幸せになれる

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これまでの服が似合わなくなったら

「いつもの服がなんだかしっくりこない…」と思ったら、"自分本位なおしゃれ"へ進むチャンスです!

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山本あきこ スタイリスト

1978年生まれ。女性誌や広告など多くの媒体でスタイリストとして活躍した実績と経験を持つ。その経験を活かし、モデルだけではない様々な人たちに似合い、取り入れやすい独自のコーディネート理論を確立。
「センスは持って生まれたものではなく鍛えられる」という信念のもと、一般の女性向けにスタイリングアドバイスを行う活動を開始。予約開始と同時に申し込みが殺到する「予約の取れないスタイリスト」に。
「どんな人でもいつからでもおしゃれになれる」をモットーにこれまで1万人以上の女性たちを変身させてきた。作ったコーディネート数は20万を超える。
著書に『いつもの服をそのまま着ているだけなのになぜだかおしゃれに見える』『毎朝、服に迷わない』『暖かいのにおしゃれになれる』(いずれもダイヤモンド社)がある。

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