仕事をしていない人じゃない! “neat”が持つ意味
「『紅茶のストレート』は英語ではあまり通じない」と教えてくれた、英語も日本語も堪能なチェコ人と話していたら、またひとつ驚きの事実が判明しました。
「英語では『紅茶のストレート』とは言わないんだよね。ストレートって言われたら、ウイスキーを想像しちゃうんだよね?」
教えてもらった内容をそう確認したところ、彼はこう言ったのです。
「いや、ウイスキーも“straight”とはあまり言わないんですけどね」
以前の回では、「“straight”と言われたらウイスキーを連想する」とこのチェコ人に言われたことをお伝えしましたが、けれどそれは、彼が日本語の「ウイスキーのストレート」という表現を知っていたからこその説明だったようです。
実際、英語でウイスキーを“ストレート”で頼みたいときは、こう言うのが自然なのだとか。
I’ll have a whiskey neat.
(ウイスキーをストレートでもらうわ)
「ウイスキーのストレート」は、つまり“neat”と言うのだそうです。
「ニート」といったら働かずにダラダラしている人かと思ってしまいます。けれどこちらの“neat”は、「きちんとした」「すっきりした」という意味があり、文脈によっては「混じりけのない」「そのままの」というニュアンスでも使われます。氷も水もソーダも加えない、そのままのウイスキーのことをこの場合は指しているのでしょう。
とはいえ、“straight”と言っても、まったく通じないわけではないそうです。
「意味はわかるので、氷も水もソーダも入っていないウイスキーは出てくると思います。でも、たいていの人は“neat”って言いますね」
とのことでした。場合によっては、“straight”と言うと「絶対何も入れないで!」と少し強く念押ししているようにも聞こえるのだとか。
お酒は大好きですが、まだ私はウイスキーの扉をきちんとは開けていません。飲むとしても、いまのところはソーダ割りです。なので、海外で “I’ll have a whiskey neat.” と注文する日は、まだ少し先になりそうです。
けれど、ウイスキーの香りや味をしっかり楽しむなら、やはりストレートで味わうのが王道なのでしょう。英語の勉強とともに、ウイスキーの知識と経験も今後積んでいきたい所存です。
* * *
※この記事はWeb版GOETHEに掲載された記事を再編集したものです
英語力0.5レッスン「人のEnglishを笑うな」の記事をもっと読む
英語力0.5レッスン「人のEnglishを笑うな」

35歳・英語力ゼロなのに、会社を辞めていきなり渡英した元編集者による英語力0.5レッスン「人のEnglishを笑うな」。「その英語力でよく来たね(笑)」と笑われて2年後、英語力未だ0.5であえなく帰国。だけど日本にいたって、きっともっと英語は覚えられる! 下手でもいいじゃない、やろうと決めたんだもの。
- バックナンバー
-
- 紅茶はブラック! では、ウイスキーの「ス...
- 手作り弁当に「表彰ものだよ!」 お花見で...
- 海外のカフェで通じない…和製英語「ストレ...
- ほら、橋を封鎖とか、カンチとか、世界陸上...
- 「そっちじゃないよ!」個人宅に迷い込む外...
- トラブルで地下鉄が止まった。同乗する、外...
- イケメンじゃないのに異常にモテる友人を指...
- 月1の腹痛とイライラ…。帰国子女に”Au...
- 駅で外国人に電車を聞かれて、「このホーム...
- トンカツじゃない!? 英語ペラペラの友人...
- 「奥さん、ellipticalに乗ってる...
- 大河ドラマ『豊臣兄弟!』の秀吉はMonk...
- “Happy belated Birth...
- 最近あの人を見かけないな…「彼は“in ...
- ChatGPTに今年のプランを相談したら...
- Bulletは“ピストルの弾丸” bit...
- ワインの「超辛口」を英語で言えますか?
- 帰国子女にプレゼントを渡したら、“reg...
- 美人の外国人さんが、部屋を片付けながら言...
- スキーで止まる時は“pizza”。アメリ...
- もっと見る










