自分サイズが見つかる進化系ライフマガジン

映画と犬好きの漫画家・惑星シベルによる、映画に出てくるグッドな犬（略して“グッ犬”）をレビューするコミック・エッセイ！

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こんにちは！　惑星シベルです！

2023年の一発目が遅いスタートになってしまいました……が、今年もグッ犬をハントしてまいりますよぉ！！！

グッ犬好きの皆さま、お付き合いください～！

 

今回の作品は、ピーター・ウィアー監督、ジム・キャリー主演の『トゥルーマン・ショー』です！

こちらの映画を見るの、だいぶ久しぶりなんですが……！　今見てもしっかり刺さりましたねぇ～！

好きなんですよねぇ～。今だからこそ、こういう内容のストーリーって多そうだけど！　そして記憶よりしっかり出てました、グッ犬！！！

本日のグッ犬は、「プルート」です！！

なんと、連載初……！　ダルメシアン！！！！（初ですよね？！）

ダルメシアン、大好きです……たくましくヘルシーな大きな体！

短毛に美しい白黒の模様……。一緒に遊んでみたいなあ～！

残念ながら触れ合ったことないんです～！

 

主人公トゥルーマンは、生まれた時から……いや、お腹にいた時から、自分の人生をリアリティショー番組で放送されているんです……。

実は自分が暮らしている街も家もセット、人々も演者……ってことをトゥルーマンだけが知らないんです。

全てがリアルだと思って生きています。

そんな彼の世界を構築する一つが！！！　プルートです！！！

隣の家に住むじいさんの愛犬で、毎朝家を出て車に乗ろうとするとプルートが駆け寄ってくる模様。

隣人に元気に挨拶してからの流れです。（ここのトゥルーマンの挨拶だいすきです）

 

しかしね……。グッ犬党からすると残念なことにね……。

トゥルーマンはそんなに犬が好きじゃない感じです！！！

プルートが去った後、とてもうんざり顔です！　笑

でも惑シベはそこが好きですね。そのシーンもトゥルーマンが信じて生活している日常の一部だと思うと、なんだか愛おしいですね……。グッときます。

 

プルート、噛まない温厚な犬のようですし、人懐こくて可愛いんです……が！

後半、自分の生きる世界に違和感を持ったトゥルーマンが姿を眩まします。

すると、町中の人間たちが総出で！　夜に！　懐中電灯を片手にトゥルーマンを大捜索します！

このシーン、ちょっとこわいですね……いつもは笑顔で接していたみんなが……。

そして、その中にプルートもいます！！！！

じいさんに連れられて「トゥルーマンを探し出せプルート！！！」と命じられて……！

ここのプルート、歯茎剥き出しで吠え狂っていめちゃくちゃこわい顔してます。

プ、プルート……？　普段の姿はおまえまで演じていたというのか……。

すげえや……。

 

プルートのことを考えるとトゥルーマンの人生に思いを馳せざるを得ません。

作られた世界であってもトゥルーマンが生きていた時間は嘘じゃないって思いますねやはり。

彼が経験した全てが真実だ……と言っていいのではないでしょうか。

いやでも……トゥルーマン・ショーの番組をいつも店員と客で見ているカフェ（？）のテレビの横に、番組の登場人物の写真が飾ってあるんですが（グッズ？）その中に、じいさんとプルートの仲睦まじい写真があってそれがとても好きです……。

トゥルーマンが撮った写真なんじゃないのかなと推測しています。

その関係性はもはや真実だなあと感じますね……！

総じていい映画です！！！

本日の犬《プルート》のグッド・犬・ポイント

すべすべそうな白いボデイに散りばめられる美しい黒模様♡

人懐こい温厚な犬……からの本性を現した時のギャップ！