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惑星シベルのグッド・犬・ハンティング

2021.03.07 更新 ツイート

抱きしめたくなる羊フォルムな犬。『羊たちの沈黙』 惑星シベル

映画と犬好きの漫画家・惑星シベルによる、映画に出てくるグッドな犬(略して"グッ犬")をレビューするコミック・エッセイ!

*   *   *

こんにちは! 惑星シベルです~!

本日の作品は! ジョナサン・デミ監督の代表作となったサイコサスペンス作品、『羊たちの沈黙』です!

 

ジョディ・フォスターアンソニー・ホプキンス主演の2001年公開作品です。第64回アカデミー賞5部門受賞! すごい!

タイトルのとおり……限りなくフォルムが羊ちゃんなグッ犬が登場いたします! こわそうな映画……と思うかもしれませんが犬だけはこわくない!!!

本日のグッ犬は! ホワッッッッ……ホワの真っ白なトイ・プードル!

もしかしてこの連載でトイ・プードルのハントはお初じゃないですか……?

意外と遭遇しないんですよねトイプーちゃん。日本ではかなり人気な犬種だと思いますが海外ではどうなんですかね?

名前は『プレシャス』……! なんていい名前! 英語で「宝物」とか「大切な」「貴重な」とか、そんな感じの意味ですよね……。

そんなプレシャス、連続誘拐殺人犯バッファロー・ビルの愛犬なんです……!

バッファロー・ビル、太り気味の女を誘拐して痩せた頃に殺して皮を剥いで服を作るタイプの、なかなか狂気じみた殺人犯なのですが……。

愛犬にプレシャスって名前つけてあげるのかわいいですね。というか、プレシャスのことをめちゃくちゃ溺愛しています!!!

プレシャスに対して「よちよち♡」って感じです(イメージ)

誘拐した女を井戸の穴に閉じ込めているんですが、プレシャスがそこを覗くんですよ……。

誘拐されてこんなホワホワな可愛らしいワンちゃんに覗き込まれたらどんな気持ちになるんだろ……。

想像したら逆にこわくなっちゃったな……。感情不明ですよもう。

 

後半、誘拐されている女キャサリンが、犬を犬質(人質ならぬ)にして脱出しようと閃いてしまい、骨(なんの?)を餌にプレシャスを穴へおびき寄せます……。

そしてプレシャスは捕まってしまいす!!! プレシャスを手でギューッ(痛そうなやつ)ってしてビルを脅す……!

このへん多方面にこわくてパニックです。犬にひどいことしないでくれ~!の気持ちと、キャサリンが殺されるのではないかの気持ち……!

そしてプレシャスを犬質にとられたビルの発狂ぶりがすごくて……!!!

俺の犬にひどいことするなよ!!!!!」と叫ぶビル(連続殺人犯)。

プレシャスへの愛がすごい……! 人間は殺して皮を剥ぐけど愛犬をいじめるやつは許せない! 心理……。

どこに感情移入していいのかわからないけどプレシャスが無事でありますように……と願わずにはいられないシーン!泣

 

そして、なんやかんやあり……ビルは死ぬんですが……

キャサリンとプレシャスは……無事で~~~す!!!

 

保護されたキャサリンがプレシャスをしっかり抱きしめて出てきます。

警察がプレシャスを受け取ろうとするんですが拒否! はなさない!

人は不安なとき、過度のストレスを与えられたとき、犬を抱きしめていたいんです……。

 

というか!

 

今回、この、真っ白でホワホワ! というのが、かなり重要なんだと思います。

タイトルにも出てきている「」! プレシャスの毛のフォルム、かなり羊なんです。

途中、主人公クラリスが幼少の頃に、屠殺されていた子羊を1頭抱きしめ逃げ出した話をするんですが、最後にキャサリンがプレシャスを抱きしめて出てきたシーンはそこに繋がるんだろうなと思います……。

 

めちゃくちゃ重要犬でしたねプレシャス……。羊フォルムは、信じられないくらいかわいいです……。

本日の犬《プレシャス》のグッド・犬・ポイント

羊のようなフォルム……!!!!!
本日はこれに尽きる!!!

『羊たちの沈黙』

連続女性誘拐殺人事件が世間を騒がせていたある日、FBIの若き女性訓練生クラリスは犯人の動機解明の任務を命じられた。そのヒントを得るため、監禁中の凶悪殺人鬼“人喰いレクター”ことハンニバル・レクター博士に面会するよう指示された彼女は、彼の独房へと赴く。初めて会ったレクターは、知性と残忍性を併せ持つ怪物のようだったが、自分の過去を語るのと引き換えに、事件の手掛かりを導き出すことに成功し……。

関連書籍

惑星シベル『惑星シベルのグッド・犬・ハンティング 映画に出てくる犬だけレビュー』

★★★この連載が書籍になりました★★★ 犬なくして映画は語れない! 映画と犬好きの漫画家 惑星シベルが、映画に出てきた“犬”だけをレビュー。 『ウォレスとグルミット』など犬が主役の映画はもちろん、『ロッキー』の愛犬バッカス、『マスク』の相棒マイロ、さらにはワンシーンだけしか出てきていない犬や、主人公を窮地に追い込む犬でさえ愛でてしまう、犬への偏愛が詰まったコミックエッセイ。 幻冬舎plusの連載『惑星シベルのグッド・犬・ハンティング』で公開された記事13本に、2本の書き下ろしや描き下ろしイラスト「グッド・犬・チェキ」を加えて再編集した、映画フリーク&犬フリーク必携の1冊。

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惑星シベルのグッド・犬・ハンティング

はじめまして!惑星シベルです!
映画と犬が好きと公言していたら、このような素敵な連載が始まりました〜!ヤッタ〜!
新しい映画から古い映画まで、ジャンル問わず、ゆるく激しく(?)出てきた犬を追いかけていきますので、見てやってくださいね。トイレとかで。
まだその映画を見ていない人に気を使いつつも基本的にネタバレはします〜!(するんかい)

書籍化のため、連載の一部は公開を終了させていただきました

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惑星シベル

生まれも育ちも北海道。2018年「月刊!スピリッツ」(小学館)にて漫画家デビュー。10年間、東京で楽しい日々を過ごしたのち、北国へ舞い戻り大人しくない犬と大人しく暮らしている。

今後の活動はTwitter @waku_sibe にて。

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