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料理ができない!うつ病が教えてくれた家事の意味

2020.07.14 更新 ツイート

料理研究家・辰巳浜子さんの本から学んだ料理の楽しさ 阿古真理

たくさんの思いを詰め込んだ『昭和の洋食 平成のカフェ飯』が注目されたおかげで舞い込んだのが、その後『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』となる本の執筆依頼だ。本の中にある、働く女性としての自負を持つ小林カツ代と、「主婦」としてのアイデンティティを大事にする栗原はるみの対比が面白い。ぜひその両者についての本を書いてほしい、と編集者に言われた。

私は私で、『昭和の~』を執筆中、料理研究家は社会貢献をしているにも関わらず、食文化の歴史にもあまり紹介されていないし、評論の対象にもなっていないなど、社会的評価が高くないのではないか、と気になっていた。

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料理ができない!うつ病が教えてくれた家事の意味

うつ病になったら、料理がまったく出来なくなってしまったー。食をテーマに執筆活動を続ける著者が、闘病生活を経て感じた「料理」の大変さと特異性、そして「料理」によって心が救われていく過程を描いた実体験ノンフィクション。

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阿古真理 作家。生活史研究家。

1968年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部総合文化学科(社会学)を卒業後、広告制作会社を経てフリーに。1999年より東京に拠点を移し、食や生活史、女性の生き方などをテーマに執筆。著書に『昭和育ちのおいしい記憶』『うちのご飯の60年 祖母・母・娘の食卓』『昭和の洋食 平成のカフェ飯 家庭料理の80年』『「和食」って何?』『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』『料理は女の義務ですか』『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年』『パクチーとアジア飯』『母と娘はなぜ対立するのか 女性をとりまく家族と社会』など。

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