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サムライブルー 酔いどれ観戦記

2021.07.21 更新 ツイート

キリンチャレンジカップ2021 U24 VSホンジュラス、VSスペイン ヤシキケンジ

五輪本番がいよいよ目前に迫り、世間はなにかと慌ただしい。

大雨による災害が起きたかと思えば、干ばつで思うように農作物が育たない地域もある。

沖縄よりも北海道の方が暑かったりするというようなおかしな現象も起きる。

そもそも、連日30度以上の高温多湿の7月。普通に外にいるだけで熱中症になる人がいるというのに、オリンピック競技はまともにできるのだろうか。

というよりも、コロナ以外にもなんやかやと毎日のように五輪関連の問題が多すぎて、混沌としているようにしか見えないのである。

 

競技場の問題、ロゴマーク問題にはじまり、これまでどれだけの問題・不祥事があったのだろうかもはや把握できないほど山積み状態。

これはもう平和の祭典から一転して、「脅威と狂気が渦巻く悪夢の祭典」と呼んでも差し支えがないのではなかろうか。

いや、もちろんこのお祭りを成功させるために尽力している名もなき人がたくさんいるということは理解しているのだが、にしてもあらゆる問題が止めどなく続いているので、悪夢が続いているように思えて仕方がない。

そこでふと思い出すことがある。

新国立競技場建設の際、地中から187体もの人骨が見つかったというニュースがあった。

都市伝説好きの私の個人的な視点では、これは祟りとかなにかそういう類のものなのではないかと、俳優・石橋蓮司の頭髪の濃度くらいには思っているのである。

なんでも新国立競技場がある場所は、江戸時代にはお寺があったそうである。つまり墓地があったという。

「呪われた五輪」という言葉をネット上でよく見かけるが、あながち間違っていないような気がする。

人の墓場の上でお祭りをしては、どれだけ温厚な人間でも怒って当然である。

この原稿を書いている時点で、初戦の対戦相手である南アフリカの選手からコロナの陽性者が2人出たことで、試合がどうなってしまうのかも不透明な状況である。

無観客、対戦国の選手がコロナ、というよくよく考えるとかなり歪な状況下で、無事に試合できるだけでも御の字だと思えてしまうほどである。

変にコロナに慣れてきてしまった感がある我々に対して、これまで当たり前だったスポーツ競技や観戦というのは、平穏な日常があってこそだと改めて思い知ることになった。

しかし、我々一サッカーファンが心配したところでどうなるわけでもなく、ただひたすらなんとか試合が行われることを信じてその日を待つしかできないわけで。

 

そんな状況のなか、五輪本番前の強化試合としてはなかなか期待できる感じでホンジュラス、スペイン戦が終わった。

思えばこのU24チームの戦績を振り返ると、なかなかすごい。

2年前にはブラジルに3−2で勝ち(当時はu22)、今年3月にはアルゼンチンとは1勝1敗、今回スペインとも引き分けた。

そんな単純なことではないとは分かっているが、この強豪国たちとの戦績を見る限り、否応なしに期待値が上がってしまう。

本大会前の好成績から期待して本番で負けて落胆することについてはある程度慣れてはいるが、それでも今回こそはメダルが期待できるのではないかと思っている。何色のメダルかは分からないが。

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