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サムライブルー 酔いどれ観戦記

2024.01.27 公開 ツイート

AFCアジアカップ2024 グループE VSベトナム、イラク、インドネシア ヤシキケンジ

アジアカップが始まるまでの日本は相当に調子がよかった。

元日のタイに5−0で勝利し、非公開の調整試合でヨルダンに6−1。

共にアジアカップ出場国に快勝して連勝記録を伸ばし、史上最強の日本代表として大会が始まった。

蓋を開けてみると、グループステージで8得点5失点で2勝1敗。

大会前から「対戦国は、引いて守ってくるからそれをどう崩すのか」ということが課題であると言われていたが、ところがどっこい、ベトナムもイラクも日本のお株を奪うかのように前へ前へと攻め込んでくるので、日本は面食らっている印象だった。

 

「日本は強くなったと思っていたら、他のアジアの国々も強くなっていた。想像以上に」という現実を見せつけられた。

アジアカップなんて相手があれなので、あまり意味がない、という風潮は見事に立ち消えてしまったのだ。

グループステージが終わった時点の日本代表は、どうにも調子が上がっていないと言われているようだが、果たしてそれは正しいのだろうか。

第三戦のインドネシア戦は、GKの鈴木以外のDF陣を刷新してきた。

これはある程度は当初から決められていたのではないだろうか。

つまり森保監督は、決勝トーナメントにピークを持ってくるようにしているせいで、このグループステージの日本代表は本調子ではないと見るべきなのではないか。

イラク戦には負けてしまったが、この敗戦が結果的にはアジアカップを侮っていた者たちの気持ちを正すことに成功したといえる。

前回のW杯前を思い出さずにはいられない。

W杯前までの謎采配で見ている我々を混乱に陥れ、無能監督の名を欲しいままにしてきた森保監督だったが、本番が始まるといろいろと手の内を隠していたことが明らかになったように、このアジアカップは決勝トーナメントからが本番だと。

だとすればグループステージで本調子には見えなかったチームにも納得がいく。

希望的観測としてそう思いたいのである。

そう思うほど、ヒヤヒヤとさせられたグループステージでの戦いぶりだった。

お隣の韓国もなにやら日本と同様に手こずっている様子で、なかなか皮算用どおりにはいかない模様のアジアカップ。

これから決勝トーナメントがはじまる。一回戦の相手はまさかのバーレーン。

 

そして、やはり触れずにはいられないのが、GKの鈴木彩艶。

「まだ彼は若いですし、これからいろいろな経験を積んでおく。さらに大きくなってもらうという部分はあるんですけど、試練を与えてそのなかでチームの勝利に貢献してもらって、また成長してもらいたいという思いはありました」

失点が嵩む試合が続くなか、3戦連続で執拗に鈴木を起用し続けた森保監督。

これからの決勝トーナメントでもおそらく鈴木を起用し続けると思われるが、吉とでるのか凶とでるのか。

そして、三苫はいつ戦線に復帰できるのだろうか。DFの要、冨安は怪我なくいけるのだろうか。

大会前からはは想像もできないほど面白くなってきたアジアカップ。

グループステージの3試合でも山あり谷ありだったのに、これから決勝戦まで4試合もある。

こちらは空豆と缶詰とビールなんかを準備しながら、どうかあと4試合、最後までたっぷりとハラハラさせて欲しいなと思う次第である。

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