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朝日新聞記者の将棋の日々

2020.02.19 公開 ポスト

千田翔太七段の躍進――朝日杯連覇の藤井聡太七段から初勝利、ようやく摑んだ優勝村瀬信也(朝日新聞 将棋担当記者)

「第13回朝日杯将棋オープン戦」の決勝戦で駒を並べる千田翔太七段。永瀬拓矢二冠を破り、自身初の棋戦優勝を果たした。(村瀬信也撮影)

銀座からほど近い場所に立つ「有楽町マリオン」。買い物客らが行き交う地上とは違い、しんと静まりかえった地下のエレベーターホールに着くと、長身の男性の姿が見えた。千田翔太七段だった。

2人でエレベーターに乗り込み、「ここまで何線に乗って来たんですか」などと、何げない会話を交わす。対局の前であることを感じさせない、リラックスした表情だ。ほどなくして11階に着き、扉が開くと、開場待ちで並ぶ人たちや報道陣が列を作っていた。大勝負の時が迫っていた。

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藤井聡太、渡辺明、豊島将之、羽生善治…… トップ棋士21名の知られざる真の姿を徹底取材! ! 史上最年少で四冠となった藤井聡太をはじめとする棋士たちは、なぜ命を削りながらもなお戦い続けるのか――。 「幻冬舎plus」の人気連載『朝日新聞記者の将棋の日々』に大幅加筆をし、書き下ろしを加えてついに書籍化。 藤井聡太の登場から激動の5年間、数多くの戦いを最も間近で見てきた将棋記者・村瀬信也が、棋士たちの胸に秘める闘志や信念に迫ったノンフィクション。

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朝日新聞記者の将棋の日々

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村瀬信也 朝日新聞 将棋担当記者

1980年東京都生まれ。早稲田大学将棋部で腕を磨き、2000年の学生名人戦でベスト16に。2003年、朝日新聞社に入社。2008年に文化グループ員になり、2011年から将棋の専属担当に。大阪勤務を経て、2016年、東京本社文化くらし報道部員になり、将棋を担当。名人戦や順位戦、朝日杯将棋オープン戦を中心に取材。共著に『大志 藤井聡太のいる時代』(朝日新聞出版)がある。

Twitter:@murase_yodan

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