先日は、無事に「武田砂鉄 ラジオマガジン増刊号2026」が開催され、部分的に出演させていただきました。何かとお恥ずかしい姿で失礼いたしました。ありがとうございました。会場の控え室が地下1階、トイレが4階で、裏動線みたいなところのエレベーターで行き来するのですが、自分が最初どこのフロアにいるのか確認しそびれて、4階からどこに戻っていいのか分からず、全てのフロアのボタンを押してドアを開けようとしても開かず。階段を上り下りして声がする方を探したのですが、しばらくさまよっていました。まさか地下とは思わなかったのですが、全てのフロアに行って最終的になんとか控え室に戻ってこられました。会場の建物内で迷って出演できないところでした……。
そんなトイレのハプニングがあり、トイレ運を向上させたくて、品川区の東光寺にお参りしてきました。品川区在住の友人が数年ぶりに連れて行ってくれたので、住宅街の中の一本入ったところにあるお寺に辿り着けました。
こちらは500年も歴史があるお寺でご本尊は毘沙門天様なのですが、敷地内でトイレの神様をお祀りしています。東司(とうす)と呼ばれる、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が安置されたトイレ守護のお堂があり、ふだんは鍵がかかっているのですが、お寺の人に言えば開けてもらえます。
東司(とうす)は聖なるお堂と、実際のトイレを兼用していて、まず入ると、よくある便所サンダルが並んでいて、お供えの台にはトイレットペーパーが積み重なっています。ネタなのかな? と思いますが、まじめに烏枢沙摩明王様を祀っていて仏像の前には「おまたぎ」という古式ゆかしき木の便器があります。こちらでは実際に用を足さないで、このおまたぎの中にさして火をつけた線香の煙の上をまたいで、局部に線香の煙を浴びせます。女性ならわかる、よもぎ蒸しみたいな設備ですが、しゃがまないで立っているぶんには熱さを感じません。不浄を祓い、無病息災(とくに下の病気)の霊験があるそうです。そしてこのお寺で売られているお札をトイレに貼ることでも、下の病気対策になります。女性の場合、婦人科系など大事なので、こちらのお札はおすすめです。
お堂の中では、不要物を排泄させていただくことで、健康体になって無限の力が湧いてきた、と言う有名人のコメントが貼られていました。お堂の中にはトイレの個室もあって、実際に用を足せます。お寺の聖域でいいのかな、と思いながら背徳感を覚えつつトイレ、と言うのも趣があって忘れ難い体験になります。
数年前買ったお札をやっと収めることができました。おねしょ守りも気になります。
ところで烏枢沙摩明王はインドの神様が仏教に取り込まれた系で、どなたかと思ったら古代インド神話の炎の神「アグニ(ウッチュシュマ)」で驚きました。インド神話の火の神アグニは、恋多き神様で7人の聖仙の妻たちに横恋慕。ブラフマーの娘の精霊、スヴァーハーはそんなアグニに片想いしていて、なんとか振り向かせようと、聖仙の妻たちに変身してアグニと性交渉する、という風紀が乱れ気味の神話がありました。だからヤギャ(インドの聖なる火の儀式)では「スヴァーハー」と言いながら炎に供物をくべるんですね。
こうやってインドの神話まで遡ると何にご利益がある神様かわからなくなってきますが、アグニは次々と女性と交わるくらいなので、下半身が健康なのは間違いないです。
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「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。では、「アセンション」とは何か……。いろいろな意味があるので、ネットを検索してみて下さい。しかし、辛酸なめ子さんにとって、それは日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。この連載は、その善行マイレージを貯め次元上昇をめざす一人の女性の抱腹絶倒、試行錯誤の記録です。
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