東京駅から直結、八重洲一丁目に東京建物の複合施設「TOFROM YAESU(トフロム八重洲)」がオープンしました。商業施設好きとしてはぜひ行きたいと思っていましたが、縁あって内覧会へ……。説明会ではじめて東京建物の社長のご尊顔を拝むことができました。25年も開発にかかったそうです。そしてその間に建築費が高騰してしまったとか。ある記事によると約2400億円もかかったとのこと。期待が高まります。
東京駅の地下商業ゾーンが巨大で、ミッドタウン八重洲もあって誘惑が多いです。でも丸の内側と違うのは、食欲メインということ。物欲を発散する場所はあまりないです。このTOFROMも完全に食欲に振り切っていました。人気のフレンチ、L'AS TOKYO、焼き鳥の名店、焼鳥おみ乃 雫、シンガポール料理の獅天鶏飯ロクノイチ、行列ができるうどん屋谷や TOKYO、ビブグルマンに選出された八重洲 いっさい喝采、スープパスタブームの源流、HOME'S PASTA、手軽に食べられるパスタのSHOKUDO PASTAVOLAなど……。松屋とかスタバも入っていました。この周辺にオフィスがある人は活用できそうです。もしここにルミネみたいにアパレルがたくさん入っていたら私など散財して大変ですが、TOFROMには特に服や雑貨のお店がないので心穏やかに過ごせます。若干の欲求不満感はありますが……。
内覧会には映画監督、岩井俊二氏も出席していました。館内のアートプロジェクトをつなぐ「人魚の街」というストーリーを考えられたそうです。
「この街を観測する一つの視点がほしい」とのことで、人魚という不老不死の存在を設定。ストーリーや世界観を岩井監督が考えて、8人のアーティストが作品を制作して、館内随所に設置しています。人魚なので「水」を感じさせる作品が多いです。
水の音がスピーカーからランダムに流れる金属製のオブジェや、ストーリーの情景を光とミストで描く演出、水の揺らぎを表現する壁面タイルの作品、海流や潮の満ち引きなどのデータで球体のモニターが変化するアート作品など。
4階オフィスロビーの、一見グラデーションがきれいなアートは、2000年から2025年までの東京の降水量データを色分けして表現しているそうです。昨今のゲリラ雷雨の状況から、今後も激しく変化しそうなので更新してほしい気もします。
なぜここまで「水」にこだわるのか……。風水では「水=財(お金)」を表すので、とにかく金運を呼び込みたい、ということなのでしょう。そしてこの施設には木がふんだんに使われています。「水」と「木」は、互いに運気を高め合う「相生」の関係。「水」が「木」を育てる「水生木」という良い相性です。おそらくこのあたりも日本最古のデベロッパーなので考え抜いているのでは、と思いました。
ところで八重洲の周辺はやたらカラオケが多いのが気になります。オープンしてから数日後、またTOFROMを訪れたら、開業記念のDJイベントを開催していて、DJ KAORIさんも出て豪華でしたが、彼女の前に出演した若いDJの女性が曲を流しながら歌いまくっていました。もしかしたら八重洲という土地には、人の心を解放し、歌いたくさせるエネルギーがあるのかもしれません。
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「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。では、「アセンション」とは何か……。いろいろな意味があるので、ネットを検索してみて下さい。しかし、辛酸なめ子さんにとって、それは日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。この連載は、その善行マイレージを貯め次元上昇をめざす一人の女性の抱腹絶倒、試行錯誤の記録です。
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