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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.12.15 更新 ツイート

第20回

西オングル島に眠る仲間の前で竪谷博

 皆様こんにちは。第55次日本南極地域観測隊・調理隊員のタテヤです。

 この連載も早いもので今回が20回目。残すところあと2回となりました。56次隊を乗せた「しらせ」もこちらに向かっているところです。南氷洋の荒波を越えて南極にやってきたのは1年前のこと。といっても、こちらにいるととても忙しいので、気が付いたらあっという間に年末になっていたという感じです(^^)。

 今回お届けするのは10月後半のお話です。

 まずはこちらから。10月17日。昭和基地がある東オングル島の隣の島、西オングル島へ向かうため……


 8:30、雪上車置き場に隊員が集合しました。


 各員車両に乗り込みます。


さあ出発です。海氷上に出て西オングル島へ向かいます。


 約1時間後、かなり激しい氷の凸凹を乗り越え、無事に西オングル島へ到着。


 ここからは雪上車を下りて徒歩で現地へ向かいます。


 危険な個所を避けるため、先頭の後について一列縦隊!


 滑る箇所はさらにゆっくりと……。


 目的の場所が見えてきました。


 隊長より今日の説明を受けます。


 西オングル島にあるのは、第4次越冬隊で、不運にもブリザードによりこの地で亡くなった福島隊員の慰霊碑です。今日はその慰霊祭なのでした。


 お線香を供え……


 順番に手を合わせていきます。


 私たちは南極越冬生活を最後まで安全に乗り切っていこうと決意しました!


 今回の慰霊祭で、それぞれが心のなかで、忘れてはならない何かを思い出したことと思います。

 

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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