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サムライブルー 酔いどれ観戦記

2021.11.19 更新 ツイート

2022カタールW杯最終予選 ベトナム、オマーン戦 ヤシキケンジ

「今日のヒーローは三苫だね」(セルジオ越後)

「三苫だね。……三苫っていうヒーローをみんなでみっとまないとな(認めないとな)」(松木安太郎)

「そうじゃなかったら、みっとまないヨ」(セルジオ越後)

民放での放送がなくなったおかげで、彼らはYouTubeに活躍の場を広げ、相変わらずのびのびと楽しんでいるようで何よりである。

 

 

さて、なんとか勝ち続けながらも散々叩かれまくっている森保監督。

地味ではあるが、もしかするとなかなかの勝負師なのではないだろうか。

いや、これは決してかっこいいとかポジティブな意味ではない。

固定メンバーばかりのスタメンと揶揄されようが、己の信念を貫くがごとく同じメンバーを送り込む。試合内容も誰しも納得のいかないものがあるだろう。

いずれの試合も1点差での勝利という薄氷を踏むような試合ばかりだし、選手頼みにしか見えない乏しい攻撃パターン。

最終予選序盤には対戦国に研究され丸裸状態でなす術もなく二回も負けてしまったが、あとがなくなったオーストラリア戦からはフォーメーションを変えたり、選手交代をすこしだけ早くするようになったりと、すこしずつではあるがベースの形からすこしずつ変化を加えて勝利を重ねてきているのも事実。

オーストラリアや今回のオマーン戦のように、田中碧や三苫薫など新戦力が活躍して修羅場をくぐり抜けてきているのも間違いない。

ここまでくればどんな形であれ勝ち点3が付けばいいわけで、内容まで求めるのは高望みにすら思えてくる。

この先一回も負けられない崖っぷちというシチュエーションに、ブツクサ不満を垂れながらもハラハラしながら楽しんでいる自分がいる。

人選・采配について素人の我々でなくても言いたいことは山ほどある。

応援は力になると監督は言うが、野次や選手選考に関する声は完全にシャットアウト。

彼は己が信じた型を決して大きく変えようとはせず、すこしずつすこしずつ地味にマイナーチェンジしながら勝ち点3を拾っていく。

二次予選のように大差がつくような派手な試合は皆無。

森保監督に柔軟な采配やテコ入れを求める声は多いだろうが、おそらく監督はそんな柔なタイプではないのだろう。

試合毎に器用にメンバーを入れ替え戦術を大胆に変えていくことなど、この監督にはもはや求めても仕方がないことももう分かった。

愚直なまでの継続、一度信頼した選手は不調だろうが怪我をしていようが器用し続ける狂気の采配。

欧州のクラブチームレベルでは通用しないであろう、「極東の異端監督、森保一劇場」を我々は見守るしかないのである。

ひとまず出場圏内に順位を上げて、W杯を諦めずに年を越せるというものだが、おそらく森保監督はこの年末年始にさらなる我々は来年もハラハラしたりストレスをためながらその行く末を見届けるしかないようだ。

 

そういえば、ベトナム戦の解説中に松木がなにやらキナ臭いことを言い出した。

「長友は本来のデキとはほど遠いよ。一回先発外してもいいんじゃないかな」(セルジオ越後)

「うーん。ただ裏の事情もあるんじゃないかな。彼らのサラリーが高いから協会も関わってるんじゃないかっていう噂があったから。もしかすると、協会がお金を出してる選手は使わないといけないとかね。そういうなにかあるかも知れない」(松木安太郎)

思わず絶句。いったい何なのだその裏事情は?

しかし、明らかに調子が良くない大迫、長友(あと柴崎)が使われ続ける理由にそんな裏事情があるのも納得がいく。

テレビじゃないから思わず口が滑ってしまったのだろうか。

もし来年のホーム戦のテレビ解説にセルジオだけ座っているようなことがあれば……恐ろしすぎる。

なんとか無事に年を越してくれ、松木安太郎!!

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