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女ひとり温泉をサイコーにする53の方法

2021.01.14 公開 / 2022.04.28 更新 ポスト

交通費が高くなりがちな国内温泉旅行を格安にするテクニック【再掲】永井千晴

「温泉オタク会社員」こと永井千晴さん著『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』は、コロナ禍中ではありますが「行けるようになったらどこの温泉がいいかな~」と思いを巡らせたい読者の方に幅広く読まれています。訪れた温泉は約500湯。暇さえあればひとりで温泉を巡りまくっている永井さんによる温泉旅が100倍楽しくなる本書から、GW直前にも役立ちそうなTIPSをご紹介します。

*   *   *

前項でめちゃくちゃに車だ免許だと書きましたが、どうしても運転に抵抗があっていやだという方や、持病などで乗れない方もおられると思います。電車とバスだけで行ける温泉旅行もあるので、安心してください。

車で行く温泉旅行は、とにかく「はしごしやすい」が魅力です。あの温泉に浸かったあとはこっちに行って、ここにもサクッと浸かって……といった、パワフルな旅程になりがち。電車とバスで行く温泉旅行はその逆で、ひとつないしふたつの温泉地を、じーっくり堪能する旅行になると思います。湯治など、連泊をメインとした温泉旅行にもチャレンジできます。

例えば箱根なら、箱根湯本で一泊して、翌日ちょっと観光スポットで遊び、二日目は強羅に一泊。伊豆なら、一日目は熱海、二日目は伊東、三日目は北川と、徐々に南下して、地続きの温泉めぐりをするのもよさそうです。

湯治宿に挑戦してみるなら、思い切って東北へ。山奥にぽつんと建っているところが多く、観光や飲み歩きの誘惑が少ないため、湯治に集中しやすい環境です。青森の酸ヶ湯温泉や谷地温泉、秋田の玉川温泉や後生掛温泉、岩手の大沢温泉などがおすすめ(行き帰りがやや大変ですが、着いてしまえば極楽!)。古きよき宿でゆっくり骨休みをし、身も心もさっぱり洗い流すような温泉旅行になると思います。

別府など、観光に力を入れている温泉地には、レンタカー料金で一日ハイヤーを受け付けているタクシー会社もあります。ひとり温泉旅行だとやや割高になってしまうかもしれませんが、運転に抵抗があればそのやり方もよさそうです。

また、鉄道に重きを置くのも、運転しない旅行スタイルならでは。白神山地と日本海を窓辺に望みながら進む青森─秋田間の「リゾートしらかみ」や、もくもくと蒸気を上げて力強く走る「SLぐんま みなかみ」は、温泉とセットで楽しめる“鉄旅”にぴったりです。

いずれにしても、レンタカーの旅よりは交通費が抑えられるはずなので、その分を宿代に回せます。あまり移動しない旅ならば、チェックインからチェックアウトまでたっぷり贅沢に過ごせる高級宿を予約するのも手。どこにどう重きを置くかで、温泉旅行はがらりと変わります。車旅も電車/バス旅も、魅力はそれぞれにあるので、自分に合ったほうを選んでくださいね。

温泉旅行の最大の敵、交通費をなるべく低く抑える方法

国内の温泉旅行は、なんだかんだと韓国や台湾へ行くより高くついてしまうこともしばしば。特に難敵は交通費で、LCCを使えば一万円ほどでひゅーっと近場のアジア諸国へ行ける今、二万円近くかけて国内線の飛行機や新幹線に乗るのですから。このまま比較してしまうと、グルメとファッションが楽しくて目新しい海外になびいてしまいそうですが、ちょっと待って。ものすごく安くはできないけれど、工夫次第で交通費を浮かせることも可能です。

とにかく一番値段を抑えられるのは、送迎バス込みの宿泊プランを予約すること。全国にある「おおるりグループ」をはじめ、各温泉地の大型ホテルが送迎付きプランを展開しています。自力で行くより割安なので、「今月ピンチだけどどうしても温泉浸かってゆっくりしたいぞ」なときは、ぜひ利用を検討してみては。

安く済ませるもう一つの手段が、高速バス。中には、主要駅(新宿駅や東京駅など)と温泉地を直通で結んでいるものもあります。例えば東京都心発だと、草津・伊香保・四万(群馬)、那須(栃木)、河口湖・石和(山梨)など。大阪発も、城崎・湯村・洲本(兵庫)、南紀白浜(和歌山)などなど、さまざまな温泉地とつながっています。電車やレンタカーよりも比較的安くたどり着けるのが魅力ですね。

「ちょっと長時間の高速バス移動はしんどいぞ」な方には、圧倒的に「駅レンタカー」がおすすめ。JRとレンタカーをセットで予約すると、乗車券が二〇%割引、レンタカー料金が免責補償料込みになるなど、めっちゃくちゃお得に買えます。新幹線or特急電車+レンタカーの旅行の際は、これで決まりです。私も群馬や新潟を訪れる際、何度も使っています。駅直結のレンタカー屋さんなので、返却も楽です。

飛行機+レンタカーの際は、まず地元のレンタカー屋さんの値段を調べます。数日間~一週間ほど長く借りる場合は、パック料金で展開しているケースもあり、けっこうお得に借りられる場合も。四国や北海道など、エリアが独立しているところほど、パック料金を展開してくれています。

また、レンタカー料金比較サービス(たびらい、トラベルコ、じゃらん、楽天トラベル等)はかなり有用。ニッポンレンタカーやトヨタレンタカーなどのサイト経由で調べた正規料金より、なぜか比較サービス経由のほうが一万円近く安くなっている場合も。

基本的なことではありますが、航空券はJAL/ANAどちらかを決めてマイルを貯めるなど、コツコツ積み立てるのも大事です。JALは七十五日前、五十五日前、四十五日前、二十八日前と早割を展開しているので、早めに計画を立てて安く航空券を買うのが一番手間はかかりません。ANAもほぼ同様の日付で早割を展開しています。

ちなみに私は、持っているクレジットカードの特典で、Expedia、Relux、Hotels. comなどの割引クーポンを使って予約をする場合もあります。クレジットカードの特典は意外と忘れがちなので、この際きちんと調べて有効活用してみるのも手です。

あらゆる方法を試みて、ほんの少しでも交通費を安くさせながらも、満足度は落としたくないからちょっと多めに宿にお金を出す。海外や国内に限らず、旅行の鉄則です。

関連書籍

永井千晴『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』

訪れた温泉は500湯。ヒマさえあれば女ひとりで温泉を巡りまくっている「温泉オタクOL」による温泉偏愛エッセイ!

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女ひとり温泉をサイコーにする53の方法

「温泉オタク」会社員による温泉偏愛エッセイ

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永井千晴

1993年2月生まれ。学生時代に温泉メディアのライターとして、半年間かけて日本全国の温泉を取材。その後、旅行情報誌「関東・東北じゃらん」編集部に2年在籍し、「人気温泉地ランキング」などの編集を担当。退職後は別業種で会社員をしながら、経験を活かしてTwitterやブログで温泉の情報を発信している。現在も休みを見つけてはひとり温泉へ出かける、市井の温泉オタク。国内外合わせて約500の温泉に入湯。好きな言葉は「足元湧出」。
Twitter @onsen_nagachi

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