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日本野球よ、それは間違っている!

2020.10.24 公開 ツイート

東海大野球部の大麻問題。大学野球は人間教育の原点に戻れ 広岡達朗

新型コロナウイルスで日本中が大変なときに、東海大学野球部の寮で部員数人が大麻を使用していたことがわかった。大学は学長以下、関係幹部が陳謝して野球部を無期限の活動停止処分にしたが、不祥事が起こってから最敬礼してもだめ。ことが起こる前に、日ごろからしっかり教育をしなくてはいけない。

問題を起こした学生たちは「興味本位で大麻を使用した」と白状したが、「バカタレ!」と一喝したい。しかし彼らは本物のバカではない。野球バカだから、大学が本当の教育をすれば理解できるし、まともなことができる学生なのだ。

大麻所持が違法行為で、使用すればどうなるかも知っているのにこんな不祥事が起こるのは、指導者が無責任だからだ。

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広岡達朗

1932年、広島県呉市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。学生野球全盛時代に早大の名ショートとして活躍。54年、巨人に入団。1年目から正遊撃手を務め、打率.314で新人王とベストナインに輝いた。引退後は評論家活動を経て、広島とヤクルトでコーチを務めた。監督としてヤクルトと西武で日本シリーズに優勝し、セ・パ両リーグで日本一を達成。指導者としての手腕が高く評価された。92年、野球殿堂入り。『動じない。』(王貞治氏・藤平信一氏との共著)、『巨人への遺言』『中村天風 悲運に心悩ますな』『日本野球よ、それは間違っている!』『言わなきゃいけないプロ野球の大問題』(すべて幻冬舎)など著書多数。新刊『プロ野球激闘史』(幻冬舎)が好評発売中。

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