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日本野球よ、それは間違っている!

2020.10.17 公開 ポスト

揚塩球団社長の引責辞任は阪神だけの問題ではない広岡達朗

阪神タイガースの揚塩(あげしお)健治球団社長が選手の新型コロナウイルス集団感染の責任を取って辞任することになった。

辞任会見で揚塩社長は「2度にわたって球界全体にご迷惑をおかけした。最終的な責任者の私の一存でシーズン終了をもって社長を辞する」と語ったが、阪神の集団感染は3月下旬、投手の藤浪晋太郎ら3選手がファンとの食事会で感染したのが始まりだった。

私は選手が外出先で感染するのはもらい事故のようなもので、マスコミが一方的に選手や球団の責任を追及するのはおかしいと思っている。アメリカ合衆国大統領ですら防ぎきれない新型コロナウイルスは一筋縄ではいかない。各国の政府や医学者が競って研究してもワクチンや特効薬が見つからないのだから、感染した人間や球団の責任と決めつけるのはおかしい。

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広岡達朗

1932年、広島県呉市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。学生野球全盛時代に早大の名ショートとして活躍。54年、巨人に入団。1年目から正遊撃手を務め、打率.314で新人王とベストナインに輝いた。引退後は評論家活動を経て、広島とヤクルトでコーチを務めた。監督としてヤクルトと西武で日本シリーズに優勝し、セ・パ両リーグで日本一を達成。指導者としての手腕が高く評価された。92年、野球殿堂入り。『動じない。』(王貞治氏・藤平信一氏との共著)、『巨人への遺言』『中村天風 悲運に心悩ますな』『日本野球よ、それは間違っている!』『言わなきゃいけないプロ野球の大問題』(すべて幻冬舎)など著書多数。新刊『プロ野球激闘史』(幻冬舎)が好評発売中。

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