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眩しがりやが見た光

2018.07.18 更新 ツイート

祭りの準備マヒトゥ・ザ・ピーポー

こういうのは避けようとすればするほどに風邪を引いてしまうから、わたしはシャツを一枚脱いで、上半身を裸にし、雨を受け止めにいくようにペダルをこぐ。肌を突き抜かんとする雨粒が視界を遮る。強めのシャワーだと思えばいい。握っていた傘をゴミ箱に突き刺し、空いた右手で髪をかきあげシャンプーでもするように張り付く髪を後ろに流した。

真夜中の豪雨、ママチャリを立ちこぐ上半身裸の長髪はさぞかし滑稽な風景だっただろう。しかし、まあ、この豪雨の中ではその滑稽さも霞む。それほどに異常な世界がいつもの駅までの道の上にはあった。

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マヒトゥ・ザ・ピーポー『銀河で一番静かな革命』

海外に行ったことのない英会話講師のゆうき。長いあいだ新しい曲を作ることができないでいるミュージシャンの光太。父親のわからない子を産んだ自分を責める、シングルマザーのましろ。 決めるのはいつも自分じゃない誰か。孤独と鬱屈はいつも身近にあった。だから、こんな世界に未練なんてない、ずっとそう思っていたのに、あの「通達」ですべて変わってしまった。 タイムリミットが来る前に、私たちは、「答え」を探さなければならない――。 孤独で不器用な人々の輝きを切なく鮮やかに切り取る、ずっと忘れられない物語。アンダーグラウンド界の鬼才が放つ、珠玉のデビュー小説。5月23日発売。

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眩しがりやが見た光

GEZAN・マヒトの見た、光、幸福、人生。

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マヒトゥ・ザ・ピーポー

ミュージシャン。2009年に大阪にて結成されたバンド・GEZANの作詞作曲を行いボーカルとして音楽活動開始。
2014年、青葉市子とのユニットNUUAMMを結成。
2018年、GEZANのアメリカツアーを敢行し、スティーブ・アルビニをエンジニアに迎えたアルバム「Silence Will Speak」を発表。
2019年2月にソロアルバム「不完全なけもの」、4月に「やさしい哺乳類」を発売。
5月にはじめての小説「銀河で一番静かな革命」を発売、6月には初めてのドキュメンタリー映画「Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN」が公開、同年7月には初めてのフジロックのメインステージ出演が決定している。
2014年からは、完全手作りの投げ銭制野外フェス「全感覚祭」も主催。自由に境界をまたぎながらも個であることを貫くスタイルと、幅広い楽曲、独自の世界を打ち出す歌詞への評価は高く、日本のアンダーグラウンドシーンを牽引する存在として注目を集めている。

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