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あなたとわたしの生存確認日記

2026.10.25 公開 ポスト

「悪いことするとね、だんだん目が離れてくるわよ!」(9月29日)―東京は永遠に雨なのだろうか。燃え殻

2026年9月29日

六本木ヒルズ33F。東京は今日もガスっている。

東京は永遠に雨なのだろうか。

六本木ヒルズ33Fにて、J-WAVE『BEFORE DAWN』を収録。お便り回(放送は来週。

メールはもちろんうれしいが、この番組には、ハガキや便箋も結構届く。今回は、ハガキもたくさん読んでみた。やっぱり、ハガキや便箋には「その人」がダイレクトに出る。選ぶ絵ハガキ、便箋の種類、切手の種類、手書きの文字。「その人」が垣間見えて、楽しい。

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とあるYouTube番組に、ゲストで呼んでいただいた。

 

「落ち着いた感じでしゃべろう、はしゃぐのはやめよう」そう心に誓って収録に向かったのに、清々しいくらい、はしゃいでしまった。どう編集されるのかわからないが、こわい。O.A.がこわい。

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赤塚不二夫さんがインタビューか何かで、「この中で一番自分がバカだと思ってしゃべると、伝わる」みたいなことを言っていた気がする(違ったかもしれない。

常々、その気持ちで臨んでいる。昨日は、その気持ちを持たなくても大丈夫なほど、全員バリバリに優秀な方々ばかりの現場だった。謙遜とかではなく、「この中で一番、自分がバカだ」と実感しながらの収録だった。そしてバカなので、はしゃいでしまった。バカ!

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ランチで入った店で見つけた、マリリンモンロー。

昨夜遅くの地震のとき、ベッドの上で「明日のあの仕事イヤだなあ……」と思いながら、もだえていた。右に転がったり、左に転がったりしていた。なので、最初はめまいかと思った。

***
「悪いことするとね、だんだん目が離れてくるわよ!」

最近よく行く喫茶店で原稿を書いていると、隣に座っていた若いお母さんが、四、五歳くらいの女の子に大声で叱りつけていた。斬新な叱り方だと思った。

「ねえ、ねえ。お父さんとお米、どっちが好き?」女の子は、叱っているお母さんに、まったく関係のない質問を投げかける。

「お米よ」お母さんは即答した。笑いそうになった。週刊新潮に書かなければならない、と強く思った。

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(アイコンイラスト:大橋裕之)

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燃え殻

1973年生まれ。2017年『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー。同作はNetflixで映画化、エッセイ集『すべて忘れてしまうから』はDisney+でドラマ化、『湯布院奇行』が朗読劇化(原作)、『あなたに聴かせたい歌があるんだ』がコミック化とHuluでドラマ化(原作と脚本)された。著書に小説『これはただの夏』、エッセイ集『それでも日々はつづくから』『ブルー ハワイ』『愛と忘却の日々』ほか多数。

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