1. Home
  2. 生き方
  3. あなたとわたしの生存確認日記
  4. 片岡鶴太郎さんの言葉(8月3日)― そろ...

あなたとわたしの生存確認日記

2026.08.23 公開 ポスト

片岡鶴太郎さんの言葉(8月3日)― そろそろ田中渓さんが起きる頃だな、と思った。燃え殻

2026年8月3日

今日は、まだ許せる気温な気がしないでもないが、こちらがばかになっているだけかもしれない。

***
喫茶室ルノアールでアイスティーを飲みながら、今年十二月に刊行予定の単行本について打ち合わせ。

***
道玄坂のドトールでアイスティーを飲みながら、来年二月刊行予定の単行本について打ち合わせ。飲みすぎたのか、腹痛をもよおす。

***
たまたま観たYouTubeの番組で、片岡鶴太郎さんが、「ヨガをはじめてから、お酒は受けつけなくなりました。頭、痛くなりませんか?」と言っていた。

昔は、片岡鶴太郎さんの絵やボクシング、ヨガといった一連の活動を、どこか半笑いで見ている自分がいた。でも、年齢のせいなのか、いまは共感するところがとても多い。

 

アルコールの話と、「毎日六時間かけてヨガをやっています」という話については、まだなかなか共感まではいかないのだが……。片岡鶴太郎さんの言葉が妙に刺さる年齢になった。

***
朝起きて、疲れが取れてない、ということが多くなってきて、アミノ酸を飲むようにしたら、プラシーボかもしれないが、だいぶ良い気がする。

***
奥渋のカフェで、デザイナーと打ち合わせ。来年の春以降の話を、灼熱の夏にしている。

「桜が散った頃の感じって……」とデザイナーが言っていたが、全身しっとり汗で濡れていたので、まったく頭に入ってこなかった。

奥渋の電柱に、おじさんのステッカーが貼ってあった。

滞っていた原稿を昨日、午前三時すぎに終えて、メールで送信。原稿用紙にして、十五枚とちょっと。「フー……」

祥伝社「迷子になるはずの旅」。

風呂に入って、しばしぼんやり。もう一度「フー……」

時間を確認すると、午前三時四十五分。そろそろ田中渓さんが起きる頃だな、と思った。

明日、その日の夜には田中さんと食事をする予定なので、改めてすごい時間だな、と感じた。

***
スケジュール管理は、Googleなどではなく、紙の手帳でないと落ち着かない。今日やるべきことを書き出し、それを一つずつ消していく。そんなことを繰り返しながら、毎日を過ごしている。

「ボールペンを買う」も、「今日、原稿締め切り」も、「昼に薬を飲む」も、同じページに並んでいる。僕にとっては、どれも今日やるべきことだ。一つずつ線を引いて消していくたびに、一日が少しずつ前へ進んでいく気がする。

今日はきれいに全部消すことができた。おつかれさまでした。

* * *

毎日の購読をご希望の方は、「燃え殻 底なしの出会い」をご登録ください。

 

{ この記事をシェアする }

あなたとわたしの生存確認日記

今日も無事でしたか? 燃え殻さんが毎日配信するレター「底なし日記」より、週に一度一日分を転載します。
(アイコンイラスト:大橋裕之)

バックナンバー

燃え殻

1973年生まれ。2017年『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー。同作はNetflixで映画化、エッセイ集『すべて忘れてしまうから』はDisney+でドラマ化、『湯布院奇行』が朗読劇化(原作)、『あなたに聴かせたい歌があるんだ』がコミック化とHuluでドラマ化(原作と脚本)された。著書に小説『これはただの夏』、エッセイ集『それでも日々はつづくから』『ブルー ハワイ』『愛と忘却の日々』ほか多数。

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP