2026年6月7日
まったりとした、曇りのち曇りの天気。原稿の直しをひたすらにしている。途中、ウトウト寝てもいる。器用なのだ。
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ドラマのキャストがそれぞれ衣裳を着た写真が送られてきた。
高橋一生さんの衣裳を着た姿を見て、わっ、と驚いた。……かなり、ぽかったからだ。密かにうれしく、少々恥ずかしい。知り合いのデザイナーが、似てる、とひと言言っていた。役者という方々は本当にすごい。前に、森山未來さんとお会いしたときもそう思った。
森山さんとの初めての食事会。森山さんは自分の前の席に座った。酢豚や青椒肉絲、麻婆豆腐などが、テーブルに運ばれてくる。
酢豚に箸を伸ばすと、「あっ、燃え殻さん。左利きですか?」と森山さんが言う。はいっ、と出来るだけの笑顔で応える。すると森山さんはスッと箸を左手に持ち替えた。
役者の方々は本当にすごい。
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今回のNHKのドラマは、ゴールデン街のBar『出窓』での撮影もある。
『この味もいつかまた恋しくなる』に書いた通りなのだが、初めて『出窓』に行ったのは、本当に偶然だった。というか『出窓』の店先で雨宿りをしていただけだった。中からマスターの柳さんが「まだ、しばらく雨止みませんよ。一杯どうですか?」と声をかけてくれた。
その頃、なぜかハマっていたハーブリキュール、「フェルネットブランカ」はありますか? と訊くと、「ないので頼みます」とわざわざ酒屋に注文してくれた。
一杯、フェルネットブランカのソーダ割りを飲んだ。それが初めての『出窓』だった。
それから月に何度かは顔を出すようにしている。もう十年以上になる。
今回の撮影では、一日店を休んで対応してくれるとのこと。本当にお世話になりっぱなしだ。
近々また行かなければ、だ。
『出窓』のママ、ゆう子さんは、『BE:FIRST』の世界ツアー、三カ国も回る強者。
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原稿直しの途中、渋谷『麗郷』にて、海老炒飯をパクつく。
人がふたり以上集まると必ず、「どこの炒飯が一番美味いか?」という話になると思うが(思わない)、いまなら自分は、やっぱり『麗郷』、もしくは『鶏舎』と答えたい。
『麗郷』に関しては、付いてくるミニスープの沁み渡る美味さも加点ポイント。
海老炒飯をひと口、そしてもうひと口。次にスープをひと口。また海老炒飯。そのあとに、お冷やをグイッと飲んで、また海老炒飯に戻る。
X を開いたら、日本で作家一本で食べていくのはほぼ不可能、と力説しているポストがドドドと流れてきた。知ってる、と返信したかったが、ナイーブな案件なので、静かにアプリを閉じた。
言いたいことはあるが、自分ごときが言っても変わることじゃないので、自分のできることをやっていくしかない。
納期と挨拶を忘れずにやっていくしかない。
例えばレターを毎日更新する、と決めたら、それを守る。ということだと思う。ただそれだけな気もしている。自分のタイミングで仕事をしない、ということ。
長くなりそう。的外れになりそう。いつかまとめてどこかで……。
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『麗郷』の海老炒飯、胃がもたれないところも加点ポイント。
あなたとわたしの生存確認日記

今日も無事でしたか? 燃え殻さんが毎日配信するレター「底なし日記」より、週に一度一日分を転載します。
(アイコンイラスト:大橋裕之)
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