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結局だらしな日記

2020.10.08 更新 ツイート

家から40分の非日常へGoTo!(9月28日~10月6日) 藤田香織

9月28日(月)

「めんどくさい」と言わない人になりたい、と思う。

本日、我が家のタッキー(別名・洗濯機)がいっぱいになってきたので、これはそろそろ回さねば、と思いつつ、しかし回してしまえば、干さなければいけないわけで、あふれつつあるタッキーを見た瞬間「めんどくさ」と呟いてしまった。
いやもう、既にこの状態が、日々タッキーを相手にするのがめんどくさくて先延ばしにしてきた結果であるのだけれど、「数日に1度ちょっとめんどくさい」ことから逃げてきた結果の「2週間か3週間に1度すごくめんどくさい」今も、やっぱりめんどくさいのだ。

 

正確には、こんなふうに声に出して言うことは、それほどないような気もするけど、とにかく毎日頭のなかにメンドーくんがいる、という実感がある。存在自体が鬱陶しい。

宅配便のインターホンが鳴っても、風呂に入る必要があるときも、トイレに行きたいときでさえ、毎回めんどくさい、と思う。お腹が空けば、料理するのも、片付けるのもめんどくさい。あまりに洗濯がめんどーなので、その嫌気を和らげるために「タッキー」と呼ぶようになったのに、全然和らげない。
世の中にあふれる「丁寧な暮らし」推進派の人たちは、そこんところどう思っているのか。頭のなかにメンドーくんはいないのか。いてもどうってことないのだろうか。
こちとら「面倒くさい」とちゃんと発声するのも面倒なくらい濃い付き合いなのに!

だーかーら!
そんなことをウダウダいってる暇があったら洗濯しろよ>自分。

<最近の読書>
『猫弁 星の王子』(大山淳子/講談社¥1650)
……帰ってきた猫弁! 東大卒で有能なのに、ちょっと冴えない容貌で、寄ってくるのは猫ばかり、という弁護士の百瀬太郎が主人公。で、これまでにシリーズ5冊が出て一旦完結したんだけど、それから6年が経って(ええー! もう6年!?)今回から第二シーズンということに。おおー、そうだった! と、そうなったのか! が楽しい。シリーズ丸わかりペーパーも封入されている親切設計。
『お誕生日クロニクル』(古内一絵/光文社¥1815)……誕生日、と聞いて私が思い出すのは、小学生時代のお誕生会だ。暗黒の転校生時代だったので、呼ばれるも恐怖(地域の常識を知らない、同情枠なんだろうな疑い)、呼ばれないのも恐怖(そう簡単に友達なんてできないよ)でほんとイヤだった。自分の誕生日は春休みで気軽に誘える友達もいなかったし。……と、記憶スイッチを押される誕生日繋がりの短編集。あと、確か石田純一がその昔、彼女の誕生日にはお母さんに花束を贈る。彼女を産んでくれてありがとうというお礼に、みたいなことを言ってたのを思い出した。

こちら、タッキーの親友・チャル。
飼い主と違ってタッキー好き!

関連書籍

杉江松恋/藤田香織『東海道でしょう!』

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藤田香織

1968年三重県生まれ。書評家。著書に『だらしな日記 食事と読書と体脂肪の因果関係を考察する』『やっぱりだらしな日記+だらしなマンション購入記』『ホンのお楽しみ』。近著は書評家の杉江松恋氏と1年半かけて東海道を踏破した汗と涙の記録(!?)『東海道でしょう』。

Twitter: @daranekos
Instagram: @dalanekos

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