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副業1年目の教科書

2020.09.01 更新 ツイート

仕事ができる人ほど難しい?副業の時間をどう作るか 今井孝

副業がうまくいくかどうかは、時間をつくれるかどうか

(写真:iStock.com/HAKINMHAN)

「副業がなかなか進まない!」

その大きな原因の一つは「時間が足りない」ことではないでしょうか?

毎日、フルタイムで働いて、疲れて家に帰り、遅い夕食を食べてお風呂に入ったら、もう眠たくなって副業なんてする気にならない、という方も少なくありません。

やはり、ある程度の時間を投入しなければ、ビジネスは軌道に乗っていきません。

しかし、安心してください。逆に言えば、時間を確保することさえできれば、必ず結果が出始めます。

ですので、副業の時間をどうやって確保するのか? ということを今回は考えていきたいと思います。

本業の作業をしながら、移動しながら、いつでも副業はできる

 

フルタイムで働いていると、平日に副業に使えるのは、「出社前」「昼休み」「終業後」ぐらいかもしれません。

しかし、実際には、もっと多くの時間を使えます。なぜなら、経営者の仕事の多くは「考えること」だからです。アタマさえ使えれば、「考える」という仕事はできます。本業の作業をしながらでも、移動をしながらでも、副業のことを考えられる場面は意外と多いのではないでしょうか。

ですので、ご自身のビジネスでやるべき仕事を整理して、「考える仕事」と「作業する仕事」に分類してみて下さい。意外と「考える仕事」が多いことに驚くかもしれません。

例えば、ブログを書く場合、実際に手を動かして書く時間より、書くネタを考える時間の方が長いということがほとんどです。ネタを考えるのは、歩きながらでも、ちょっと休憩室にいる時でも、頭を使わない軽作業をしている時でもできます。そうやってネタを見つけておけば、パソコンに向かっていられる時間が30分しかなくても記事が書けてしまいます。

他にも、商品アイデアを考える、メールの文面を考える、仕事の段取りを考えるなど、アタマさえ使えればどこでもできる仕事はたくさんあります。

そういう仕事をリストアップして、1日のうちのどこでできるか、考えてみて下さい。

本業は実はもっと早く終わる

本業の仕事は、実は思った以上に早く終わらせることができます。

その秘訣は一言で言えば、「言われたことしかやらない」ということです。

これだと、「やる気がないと思われそう」と不安に感じる方もいるかもしれませんが問題ありません。言われたことしかやらないようになったら、逆に褒められた、という方も少なくありません。

これは夫婦の間でも良くあることです。ある夫婦の場合、奥さんが旦那さんのためにあれこれしてあげていたのですが、一向に喜んでもらえないし、不機嫌になることも多かったそうです。さすがに奥さんも腹が立って、「もう、言われたことしかしない!」と、最低限のことしかしなくなりました。すると、そのほうが旦那さんの機嫌が良くなり、感謝の言葉さえ言ってくれたそうです。

これはつまり、時間と労力をかけていても、それが相手の求めるものに沿っていなければ無駄になってしまうし、逆に時間をかけなくても、相手の求めていることを満たしていれば良いということです。

大切なのは、かけた時間や労力ではありません。本当にお客様や上司のためになっているかということです。

そこでポイントとなるのが、仕事の「目的」と「成果物」を明確にしておくことです。

当たり前のことのように思うかもしれませんが、案外、ここをおろそかにして、時間を無駄にしている人も多いのではないでしょうか。

例えば、上司から「資料作っておいて」という指示があったとしても、それがA4用紙1枚の回覧用なのか? 3枚の説明資料なのか? 10枚のプレゼン資料なのかで作るものが違います。

指示をもらったその場で目的と成果物の形式を明確にし、3割ぐらいできたら方向性が間違っていないか確認しに行きましょう。それだけで仕事の時間がかなり削減されるはずです。

上司もコンサルティングするべし

しかし、上司やお客様がいつも明確に「目的」と「成果物」のイメージを持っているわけではありません。

その場合は、こちらで質問をしながら、上司の考えを整理してあげる必要があります。

家を建てる時も、最初から欲しい間取りがきっちり決まっているお客様はほとんどいませんので、どんなライフスタイルで暮らしたいのかというところからイメージしてもらうわけです。

上司の求めている資料も、それを使う場面をイメージしてもらって、そこでどういう反応を誰からもらうのかということを想像して、必要な成果物を明確にしていきます。

これはいわゆるコンサルティングという仕事です。

ここに時間を使わなければ、結局は無駄なものを作って、作り直しが必要になり、余計に時間がかかってしまいます。

少し手間に感じるかもしれませんが、ここの労力は惜しまない方が良いでしょう。

議事録は会議の前に書く

最終の「成果物」の逆算に慣れてくると、会議の前に議事録を書けるようになります。

もちろん、事前に完璧に予測して書くことはできません。しかし、あらかじめ書ける項目はたくさんあります。例えば、日時、場所、出席者、議題などはあらかじめ書いておけます。それだけで半分ぐらいは書き終わるかもしれません。

さらに、議事録の中身についても、ある程度の仮説を立てて書くこともできます。この案件は了承されて、こちらの案件は改善の指示が出た、というふうに、結果を予想してあらかじめ書いておくわけです。

その仮説が合っていても外れていても、とてもいい頭の体操になります。先を予測して逆算しておくクセがつくと、本当に無駄が省かれて行きます。

そして、仮説通りならそのままで、外れたらその部分だけ書き直せばいいわけです。会議が終わった5分後には、議事録を提出できて、出席者からも喜ばれます。

「100%相手のため」を考えると、自分のための時間が浮く

仕事で時間がかかるのは、「自分がどう思われるのか?」ばかり気にしている時です。「デキない社員だと思われたくない」「カッコ良い資料を作ろう」「デキる奴と思われる議事録を書こう」と思って仕事をしていると、細かいところまで気になって本当に時間がかかります。しかも、相手にとっては何のメリットもなかったりします。

ですので、あなたがどう思われるのかという考えは捨てて、100%相手のために仕事をしてみて下さい。どんな成果物があれば嬉しいのか? 相手の気持ちになって考えてみてください。

そうすると、どんどんやることがそぎ落とされて、時間もかからなくなります。

「目的」は常に「相手のため」です。「成果物」は相手のためのものです。

いくらすごい議事録や綺麗な資料を作っても、相手の役に立っていなければ評価はされませんのでご注意下さい。

「時間」ではなく「やる気」を作る

最後に本質論ですが、実は「時間がないからできない」という時は、「そこまでやる気がない」時です。

人間はやる気があれば時間を作るものです。本当にやりたいことであれば、どんなに忙しくても、少しの時間でもやるはずです。例えば、好きな人に会いたいなら、合間を縫って1時間でも会いに行きます。

ですので、時間がなくて副業が進まないという場合は、副業に対するやる気をもう一度再確認することをお勧めします。

「副業で何を目指すのか?」「そのビジネスの面白い点はどこか?」「それを通じて何を学べ、どう成長できるのか?」「うまくいったらどんな良いことがあるのか?」

そんなことを思い出して、モチベーションを高めて下さい。

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