1. Home
  2. 暮らし術
  3. 副業1年目の教科書
  4. 「勝ち組」信仰を捨てると副業はうまくいく

副業1年目の教科書

2020.07.07 公開 ツイート

「勝ち組」信仰を捨てると副業はうまくいく 今井孝

「成功者」の本は読まないほうがいい

(写真:iStock.com/millann)

私が20代で起業家に憧れていたころは、いわゆる「ITバブル」真っ最中でした。

多くのベンチャー企業がたくさんの資金を集め、インターネットを用いた画期的なアイデアで、新しいビジネスを生み出す、という時代でした。

その影響もあって、起業というと大金が必要で、今までにないビジネスモデルをしっかりとした事業計画にまとめなければならない、そんな風にイメージしていました。

そして、年収を上げるためには英語を勉強して、ビジネススクールに通って、バリバリ働いて出世、転職、ベンチャーを興さないといけないのだと思い込んでいました。

しかし、それさえも、漠然としたイメージでしかありません。とりあえず学者の書いた難しい本を読んで勉強していれば、そのうち成功するのか? 英語の勉強をしておけば、いつか何かが起こるのか? 今やっていることが未来につながっているという、実感が持てませんでした。

ビジネスを立ち上げて成功した人の本を読んでも別世界の出来事だし、まったく他人事としか受け取れません。遠い世界のすごい人が成功しているだけであって、自分の今の生活とは、まったく接点がないように感じるわけです。

副業を解禁する会社が増えてきたとはいっても、多くの人はこのように「自分でビジネスをするなんて、まったくイメージできない」という感覚ではないでしょうか?

しかし、私の場合たまたまビジネスというものをリアルに感じる体験をすることになり、そこから人生が変わっていったのです。

「これなら自分でもできるかも」スモールビジネスの強み

ここから先は会員限定のコンテンツです

無料!
今すぐ会員登録して続きを読む
会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン

{ この記事をシェアする }

副業1年目の教科書

バックナンバー

今井孝 経営コンサルタント

株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング代表取締役。3万人以上に、ノウハウや考え方を伝え、起業への最初の一歩を導く。マーケティングとマインドに関するさまざまな教材も製作し、累計3000個以上購入されている。
 
「今井さんの話を聞くと安心する」「自分でも成功できるんだと思える」「勇気が湧いてくる」と、その話し方・伝え方はたくさんの起業家の支持を集めている。著書『起業1年目の教科書』(かんき出版)は5万部を超えるベストセラーとなり、シリーズ化もされ、累計10万部超。他の著書に『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、お金の生み出し方』(小社)などがある。
 
 

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP