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女は、髪と、生きていく

2020.01.30 公開 ポスト

報道番組の女性アナウンサーの髪型が後頭部高めシルエットになる理由佐藤友美(ヘアライター・エディター)

昨秋発売になり、発売即重版となった『女は、髪と、生きていく』。本書はヘアライターとして20年近く活躍してきたNo.1ヘアライター・佐藤友美(さとゆみ/Twitter:@SATOYUMI_0225)さんの最新刊になります。髪の本であるにも関わらず、「泣きました」「人生のスイッチが入りました」「美容師として全同業者とお客さんに読んで欲しい!」と発売直後から反響続々の本書。テレビや雑誌、新聞、ウェブで紹介され続けています。今回は、長さ同様、髪型において重要なシルエットについてです。

丸いと可愛く、長いと大人っぽい

シルエットの話をしましょう。

シルエットというのは、髪型の外側の輪郭を指します。このシルエットには、前&後ろから見たときのシルエットと、横から見たときのシルエットがあります。

まず、前と後ろから見たときのシルエットについてお話しします。

このシルエットは、大きく分けて、「丸い」か「縦長」かがあります。一般的に、シルエットが丸に近づけば近づくほど、若く、可愛らしい印象。縦長になると、大人っぽくクールな印象になります。

同じショートヘアでも、丸みのあるショートボブなら、可愛らしく親近感を与えます。髪の面が強調されやすいので、ツヤが出て清潔感もあります。一方、レイヤーが入った縦長のショートならスマートで洗練された印象になります。

襟足の有り無しも重要です。襟足が無い丸いシルエットなのか、首筋に毛が沿った襟足なのかで、ずいぶん雰囲気は変わります。

ミディアムとロングの場合は、シルエットは「縦長(楕円)」か、「すそ広がり(Aライン)」かになります。縦長の楕円シルエットはスマートな印象。すそ広がりのシルエットは、華やかで、フェミニン度があがります

とくに、ミディアムヘアの場合、鎖骨のあたりでしゅっとすぼまって楕円系のシルエットになるのか、鎖骨あたりでふわっと広がってAラインになるのかでは、だいぶ印象が変わりますので、美容師さんと相談してみてください。

女の知性は後頭部に宿る

横から見たシルエットは、後頭部の高さがポイントになります。

後頭部に高さがあるヘアスタイルは、知的で、大人っぽく、リッチな印象になります。後頭部の高さは、生まれ持った骨格の美しさを感じさせるからです。

これにもやはり、歴史的な背景があります。

今以上に、日本人が欧米人スタイルに憧れていたころ、彼らの脚の長さと後頭部の高さ(絶壁ではないこと)は外国人骨格の象徴で憧れの的でした。それで今でも、後頭部に高さがあると、ゴージャスな印象があるのです。とくに、グローバルな環境ではなおさらです。ある著名な接客講師の先生は、「後頭部を高くすると、お客様からのクレームが減る」とアドバイスしているそうです。

後頭部に高さを出すためには、ある程度、後頭部に短い毛をしのばせておく必要があります。美容師さんは、仕事がら威厳が必要な女性のカットをするときは、後頭部に知性が宿るように、ひそかに後頭部の切り方を変えたりしています。

ただし、親しみやすさの観点からいうと、後頭部を高くしすぎないほうがいいかもしれません。

日本では、まだ「女はバカなほうが可愛い」なんて発言をする人もいるくらいです(最近はこういう発言がちゃんと炎上するようになってきて、いいことですね。にっこり)。そういう環境でうまく立ち回る必要がある人なら、あえて後頭部を高くしないほうがいいかもしれません。

よくよく観察すると、キャスターや、報道番組のアナウンサーには、後頭部を高くした女性が多く、バラエティ番組のアナウンサーには、親しみやすいノーマル後頭部の女性が多いと感じます。これも、自分のキャラクターを髪で表現している一例だと感じます。

女性の立ち位置は、後頭部で変えられます。シルエットを味方につけるためにも、まずはなりたい自分像を『女は、髪と、生きていく』のワークシートで明確にしてみてくださいね。

関連書籍

佐藤友美『女は、髪と、生きていく』

ファッションより、メイクより、人生を変えるのは「髪」だった! 8万部突破『女の運命は髪で変わる』著者最新作。「ずっと生き方に迷っていたけれど、読み終わってスイッチが入りました」(カウンセラー・35歳)、「泣きました。ここまで泣けるのに、笑顔になれる本」(主婦・43歳)、「髪型がしっくり来ない理由が分かった。"心に似合う髪型"をP130を参考に探したいと思います」(編集者・38歳)、「同業者にもお客さんにも、第4章を一番読んでもらいたい!」(美容師・41歳)など、発売前から大反響!「髪で人生を変える」本です。

山本あきこ『これまでの服が似合わなくなったら。 「40歳、おしゃれの壁」を乗り越える!』

「いつもの服がなんだかしっくりこない…」と思ったら、 "自分本位なおしゃれ"へ進むチャンスです! 1万人以上を変身させてきたスタイリストによる大人女性の魅力を底上げするファッション術。 ・肝になるのは「ほどよい色気」 ・最初に見直すべきは髪の毛 ・細い部分は「探して、出す」 ・似合わない色にとらわれない ・見た目と内面が一致すれば幸せになれる など。

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女は、髪と、生きていく

NO.1ヘアライター・佐藤友美さんの最新刊『女は、髪と、生きていく』試し読み。

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佐藤友美 ヘアライター・エディター

日本初のヘアライター&エディター。
1976年、北海道知床半島生まれ。20年弱のヘアライター人生で、約4万人、200万カットのヘアスタイル撮影に立ち合う。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在で、日本はもとより、海外でも美容師向けの講演を行い、セミナーを受けた美容師はのべ3万人を超える。歯切れのいい解説で、テレビ、ラジオ番組などで活躍する一方、ヘアアドバイザーとして全国の女性の髪の悩みにこたえ、高い満足度を得ている。著書に、ベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)、『道を継ぐ』(アタシ社)などがある。

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