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移住サバイバル

2019.12.29 公開 ツイート

終章(後編)

どんな逆境でも生き延びるために必要なこと 山本圭一

地域おこしを頑張っている仲間や、同じような立場の移住者たち。関わる地元の子どもたち。彼らの存在にどれほど救われただろうか。

海の幸トレランを最初から最後まで一緒にやり切ってくれた地元の上山さん。今は仙台でお店を出して挑戦の日々。 
移住仲間の本間くん。今はブータンで暮らす。
雄勝町の阿部さん(左)。地域おこしを頑張っている。僕の数少ない友人。
週に1回、地元の少年と鍛錬をする

すべてが私の宝物であり、ここで生きてきた証で学んだすべてのことが、次へとつながっていく。

その積み重ねの上に立ち、少し見える世界が広がったからこそ、また別の山が見えたのだと思っている。

ひとつところに縛られることなく、新天地を見つけ、また挑戦して行きたい。それが私の生き方であり「移住サバイバル」なのだから。

最後に。浜辺の凍えるようなバラック暮らしに2年近く耐えてくれた妻に心より感謝を込めて。

(了)

最初に作った浜のバラックの前で。

関連書籍

山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』

いま体を鍛えるビジネスマンが急増中。経営者や金融マン、クリエイターなど、常に成果を求められる人ほど、トレーニングに時間とお金を投資している。筋肉を鍛え維持することは、もはや英語やITにも匹敵するビジネススキルなのだ。本書では「直感力・集中力が高まる」「精神がタフになる」など、筋トレがメンタル面に大きな変化をもたらすメカニズムを解説。続けるための工夫、効果を高める食事・睡眠、ジムの活用法など、独自のノウハウも満載した画期的トレーニング論。

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移住サバイバル

東日本大震災を機に宮城県石巻市に移住した山本圭一さん。家なし、知り合いなし、文字通りゼロから始まったサバイバル生活の記録。

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山本圭一

()プロテイン工房代表。中学生時代に独学で筋トレを始め、高校で本格的な筋トレと禅に取り組む。 高校卒業後はトレーニングを極めるべく自衛隊に入隊。初級偵察教育では隊長賞を受賞。 その後フィットネス業界に転身し、パーソナルトレーナーとして独立。独自のトレーニングメソッドがビジネスマンや経営者に支持され、予約のとれないトレーナーになる。2008  5 月に『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』を出版。13 万部を超えるベストセラーに(その他著書多数)。 また企業フィットネスのアドバイスやジム経営、フィットネス通販事業なども手掛ける。2011 年からは、鍛錬家を名乗り活動を開始。 トレーニングを「心を磨く」行為として捉え、体づくりと社会貢献についてセミナーなども行う(個人活動として勧善道場を主催)。同年、東日本大震災の直後から、宮城県石巻市雄勝町にて炊き出しや学習支援を行ったことをきっかけに移住。漁業をしながら新しい街づくりに奔走する。地域PRのために主催してきた「三陸・雄勝 海の幸トレイルランニング」(20112018)を業界でも有数の大会に成長させた。2018年に小ロット対応のプロテインOEMメーカー「プロテイン工房」を設立し、フィットネス消費よる社会貢献の拡充を目指す。

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