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現在２０００人待ちで新規予約のとれない、若きカリスマヒーラーyujiさん。彼の実測でいうと、本来の宿命から外れて、人生の選択ミスをしている人の割合は、なんと99・２％！ また、星座によって、宿命の見つけ方や自分らしい道の切り拓き方が異なるそうです。『本当の人生を引き寄せるスピトレ　山羊座　yujiの宇宙会議』（税抜・300円）』では、山羊座にスポットを当て、山羊座の特徴や運命を踏まえながら、自分らしい道の切り拓き方や生き方のヒントを紹介しています。今回はその中から、一部をお届けします。

◆2018年の動向について

安藤　さっそくですが、今日は1月17日、山羊座の新月の日なんですよね。年が明けたばかりなので、まずは2018年全体について伺いたいです。今年はどんな一年になりそうですか?

yuji　2018年の話の前に、前提としてお話ししたいのが去年2017年です。2017年は、1月1日から2月4日節分までの期間と、12月20日から31日までの期間の、合計47日間だけしか、正常運航、つまり、まともな判断ができるタイミングがなかった年でした。それ以外の318日間は、「迷いの森」にいたんです。

安藤　「迷いの森」というのは?

yuji　ヘンゼルとグレーテルのお話みたいに出口もわからない、入り口に戻ることもできない、 平衡感覚や時間の感覚もおかしくなるような、不思議な森です。敵が味方になり味方が敵になり、あべこべ現象があったり、霞がかかって普段ならわかる道も急にわからなくなったり、同行者ともはぐれたり、ばったり危険な動物に遭遇したり、「普段なら起こりえないこと」が多発するので「迷いの森」と勝手に名付けました。

安藤　それは、天体が逆行しているからですか?

yuji　逆行も関係していますが(天体逆行:地球から見たとき星が逆の軌道を進行しているように見える見かけの現象のこと。これが起こる時期には各天体の司る領域において何かが滞ったり、止まったり、逆に進んだりしやすいとされている)、それだけではありません。まずは、 なぜ「迷いの森」に入る必要があったのかについて説明したいと思います。
　人生では「上り坂」「下り坂」「まさか」というのがあります。その中で、「まさか」は、その意味の通り、 今まで起こりえなかった事態、まさにミラクルをもたらすことがあります。
　例えば、鉄砲伝来は、種子島に一隻の船が漂着したことがきっかけでしたよね。その鉄砲のおかげで、織田軍が戦国最強の騎馬軍を有する武田軍に勝ちました。その後、豊臣・徳川と続き、江戸幕府が誕生します。でも、もし種子島に鉄砲が入ってこなければ、江戸幕府は誕生していなかったでしょう。
　外国船の漂着という偶然の出来事(迷いの森にて遭遇・発生したこと)がその後の歴史を大きく変えた好例かと思います。
　そして、昨年は、「迷いの森」にいて正常な判断ができないからこそ、そのような「まさか」の事態に遭遇してしまう機会が多かったのではないでしょうか。「迷いの森」に入った理由、それは、鉄砲伝来のようなミラクルがあなたの人生にも起こりえるんですよという、星からのメッセージだったんです。
　鉄砲伝来は歴史を揺るがす大きなミラクルですが、そこまで大きな出来事ではないこともありますよ。もう一つたとえ話をしますと、僕、パスタが大好きで、タイ料理や韓国料理はほとんど食べに行かないんです。でも、昨年、たまたま会った人と「今度タイ料理行きましょう」となって、今までなかったチョイスが生まれたということがありました。2017年は、そういう、いつもとは違うことが訪れるタイミングがけっこうあった年なのかなって。

安藤　「迷いの森」に300日以上いるというのは、2016年以前を遡っても、稀なことで すか?

yuji　稀ですね。これから先でも何十年単位で、起こることはありません。なので、普段ならやらないことをやったり、勢いに任せて物事を進めたりする人も多かったはずです。

安藤　「迷いの森」というと、ネガティブなイメージがありますが、それはいい方に転がることもあるんですか?

yuji　もちろんあります。先ほどの食べ物の話でいうと、たまたま行ったタイ料理店がミシュラン星付きでとっても美味しかったり。食わず嫌いでいると僕の人生においてタイ料理が美味しいという感覚・感動は味わえなかったかもしれません。「迷いの森」の時期を経たことで、2017年の年明けと、2018年の年明けで、ご自身の立ち位置が変わった人が多いのではないかと思います。今年は革命改革の年なので、それにブーストがかかり、去年とは違う立ち位置がさらに加速されると思います。

安藤　それは山羊座だけでなく、全員にいえることですか?

yuji　特に山羊座ですね。また、今年はなぜブーストがかかるのかにも理由があります。専門的な話になりますが、大地震があった2011年3月以来、実に7年ぶりに天王星が動いて、あのときと同じような天体の配置が2回形成されるんです。時期でいうと、今年の5月と11月に当たります。2011年には1回しか起こらなかったことが、今回は2回も来る。前回と同じく天変地異が起こるという見方もありますが、例えば、社会にメスが入って基盤や土台が大きく変わる、ということも考えられます。最近世間を賑わしている仮想通貨の誕生は、金融の基盤を変えるかもしれない大きな出来事ですよね。また、働き方の面でも、大企業に業務改善命令が出されたりと、大きく変わってきています。なので、今後は、「これは安全だから絶対に大丈夫」とか、「大企業だから絶対にいい」というような今までまかり通っていたことを信じるのではなく、自分の心に正直に生きることが大事だと思います。外圧として、先ほど申し上げた5月と11月にライフイベントが来るかもしれないので、自分自身の生き方を問うような事態が起こるのではないでしょうか。そのときは頭ではなくて、ぜひ心で判断してもらいたいですね。

安藤　3.11のときも、住む場所や生き方を変えた人がたくさんいましたよね。そういえば、 知り合いの占星術に詳しい方が、天王星のことを改革をもたらす星なので、ビックリ星と言っていました。個人はもちろん、社会を大きく揺るがす星なわけですよね。しかも、それが2回も動く。

yuji　正確には牡羊座から牡牛座に入ってまた牡羊座に行って帰ってくるという動きをカウントして2回となります。現在も大企業にメスが入ったりしていますが、今後も、有名無名問わず、立ち位置を揺さぶられるようなことがあるかもしれません。

安藤　天体的には、山羊座に土星が入ってきて、土星以外にも、山羊座に星が集まっているということを、星読みの友達に聞いたんですけど。

yuji 詳しいですね。

安藤　今日に向けてちょっとだけ勉強したんです(笑)。それによると、今、山羊座は大チャンスなんですよね。というか、それをチャンスにするのも、外れくじにしてしまうのも、自分たち次第なのかな。

yuji　その通りです。専門的な話をすると、今この瞬間に、6つの星(太陽、月、水星、金星、土星、冥王星)が山羊座にいます。その中でも、土星と冥王星が一緒に入っているのは100年に一度ぐらいしか訪れない出来事なんです。

安藤　そんなに貴重な年なんですね。2018年、山羊座は何を心がけていけばいいんです か?

yuji　山羊座の特徴でまず挙げられるのが真面目さや頑固さ。持ち前の責任感の強さから何事でも最後までやりとおします。ただ、その美徳がネガティブなほうに影響することもあるよ、というのが今年です。
　例えば責任感が強すぎるあまりに、自分が手にしているものをなかなか手放せなかったり。こだわりは、あるタイミングまではいいのですが、それを越えると執着に変わってしまいます。本当はシフトすべきタイミングなのに、執着のせいで、シフトすることを自分に許さなくなってしまうこともあります。今年は、山羊座や、あとは牡牛座や乙女座にとっては、いろいろなことを手放していったり、渦中に飛び込んだりすることが、開運のキーといえるかな。

安藤　今やっている仕事を手放すとか、人間関係を整理するとか、なるほどと思うんですけど、渦中に飛び込むというのは、また全然違うベクトルだと思って。具体的にはどういうことでしょうか。

yuji　渦中というのは極端な言い方だったかもしれませんが、例えば、苦手なことをずっと避けていたり、仕事をアサインされるんだけど私はそれできませんと言って断ったりしたことがあると思います。でも今年は妥当だと感じることなら、もっと気軽に飛び込んでしまえばよいと思いますね。

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