先日、スピリチュアルフェスティバル、通称スピリフェスに一瞬立ち寄らせていただきました。各ブースはパワーワードが連発で、波動が乱気流のようなパワフルなイベントでした。
「無料カラダ覚醒体験」
「宇宙から溺愛されて愛もお金も使命も手に入れる」
「鳳凰アクティベーションセッション」
「宇宙意識拡大案内者」
「龍使いアカデミー」
「才能が分かる聖徳太子から生まれた占い」
「スピリチュアルYouTuber 覚醒EXPO」
「ハワイ式人生の流れ3分無料診断」
「引き寄せ 夢叶瞑想」
「うっかりお金持ちになる金運ヒプノ体験」
そんな中、なぜか「高価買取 ブランド品 金・プラチナ」という買取ショップのブースがありましたが、違和感なく溶け込んでいました。
アグレッシブ系なスピリチュアルイベントです。前から龍神が大人気でしたが、鳳凰とのつながりも出てきたようです。だからといって「玄武」「白虎」「朱雀」とかに行く流れはなさそうです。
椅子に座って休んでいたら「ミッシェルさんの13のドラゴンヒーリング受けてみませんか?」
「うっかりお金持ち体験してみませんか?」などと声をかけられ、客寄せも積極的でした。このくらいの心意気じゃないと運気は引き寄せられないかも、と学ばされました。
一見スピ系とは関係ないイベントですが、シューズなどで有名なアウトドアブランド「サロモン(Salomon)」が、日曜日まで原宿でPOP UP「生まれ変わり茶屋」というイベントを開催していました。富士登山に至るまでの「富士みち」を擬似体験しながら、富士登山をイメージしたシューズなどを拝見。
かつて、ゼロ合目から山頂まで登る登山は、途中で三途の川のような場所があったりして、“生まれ変わる”ための信仰文化として捉えられていました。中でも、富士吉田から続く吉田口登山道は北口本宮冨士浅間神社から始まる特別な道とされていたそうです。中ノ茶屋一帯は「幽境」と呼ばれて俗界と霊山の境とされ、近くを流れる沢は、三途の川となぞらえられていました。
今のように5合目までバスや車などで直行するようになって、生まれ変わり感は薄くなっているようです。でも実際、登山しないで5合目周辺をぶらぶらするだけでもあの世みたいな空気は感じられます。やはり半分この世ではない場所なのかもしれません。
この会場には絵馬を書くコーナーがあり、そこに「生まれ変わりたい自分」への願いを書いて結べるようになっていました。
サロモンのシューズが好きな人はきっと今世も充実したライフスタイルなのか、また自分になりたい、と書いている人が多めでした。
他には「ビル・ゲイツの子ども」「富士山のようなどっしりした男」「蟻」「サモエドになりたい」「お金持ちの家のねこ」「デカイ鳥」など。
神社に奉納するので「蟻」とか書いた人も下手したら叶ってしまいそうです。私は思わず「解脱」と書いたのですが、すぐに上から誰かが書いた「お金持ちの子ども」という絵馬をかけられていました。
でもこのイベントではLINE会員登録で高価なドリンクを無料でもらえて、それだけでも昇天しかけました。
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次元上昇日記

「次元上昇」とは? それは「アセンション」のこと。では、「アセンション」とは何か……。いろいろな意味があるので、ネットを検索してみて下さい。しかし、辛酸なめ子さんにとって、それは日々、功徳を積んで善行マイレージを貯め、それがある閾値に達すると得られる高い次元のこと。この連載は、その善行マイレージを貯め次元上昇をめざす一人の女性の抱腹絶倒、試行錯誤の記録です。
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