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美しい暮らし

2021.06.20 更新 ツイート

天神下つれづれ日記#12

職業「無職」の人生 矢吹透

僕は今、職業欄にいつも「無職」と書く。

日本がバブル経済の絶頂にある時代、僕は弱冠20歳で小説家として新人賞を獲り、デビューした。

学生作家として人気若者雑誌に連載を持ち、単行本も2冊出版したが、大学卒業を機にそのキャリアは捨てて、フジテレビに入社した。

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関連書籍

矢吹透『美しい暮らし』

味覚の記憶は、いつも大切な人たちと結びつく——。 冬の午後に訪ねてきた後輩のために作る冬のほうれんそうの一品。苦味に春を感じる、ふきのとうのピッツア。少年の心細い気持ちを救った香港のキュウリのサンドイッチ。海の家のようなレストランで出会った白いサングリア。仕事と恋の思い出が詰まったベーカリーの閉店……。 人生の喜びも哀しみもたっぷり味わせてくれる、繊細で胸にしみいる文章とレシピ。

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