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おとなの手習い

2020.02.29 更新 ツイート

もう中国語を学ばないわけにはいかない、私の理由 香山リカ

(写真:iStock.com/Toa55)

さて、私はなぜ、いきなり中国語を勉強し始めたのか。

以下についての話はあとからゆっくりするつもりなのだが、私はその前の年から、もう30年以上やりなれた精神科の臨床を離れ(というのは正確ではない。精神科での診療は続けているのだから、「加え」と言うべきか。でも気分的には「住み慣れた町を離れ」という心境なのだ)、大学病院の総合診療科という内科系の科で週に一度、研修医に交じって再教育を受けさせてもらっていた。そこでは毎週、あまりにも多くの発見や気づきがあるのだが、いちばん驚いたのは、中国人の患者さんの受診がとても多いことだった。

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ときどき悔やむ。ときどき寂しい。 でも大丈夫。これが私の選んだ道。私の幸せのかたち。 さまざまな理由で、生涯子どもを持たない・持てない女性が全女性の3割とも言われています。 「女は子どもを産み育てて一人前」「女の本当の幸せは子どもを持つこと」という伝統的価値観はまだまだ強く、さらに最近は、少子化対策が国をあげての課題となり、子育ても仕事も頑張る「ワーキングマザー」が礼賛されます。 そんななか、子どもを持たない人生を選んだ「ノンママ」は、何を思い、どんなふうに生きているのでしょうか? それぞれの事情、悩みと葛藤、後輩ワーキングマザーとの軋轢、介護と自分の老後の不安等々。「ノンママ」のリアルな胸のうちを、自身もノンママである精神科医の香山リカ氏が、ときに切なく、ときに明るく描きます。

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60歳という人生の節目を前に、「これからの人生、どうする?」という問いに直面した香山リカさん。そこで選んだのは、「このまま穏やかな人生を」でなく、「まだまだ、新しいことができる!」という生き方。香山さんの新たなチャレンジ、楽しき悪戦苦闘の日々を綴ります。

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香山リカ

1960年、札幌市生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題のほか、政治・社会批評、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍する。『ノンママという生き方』(幻冬舎)、『スピリチュアルにハマる人、ハマらない人』『イヌネコにしか心を開けない人たち』『しがみつかない生き方』『世の中の意見が〈私〉と違うとき読む本』『弱者はもう救われないのか』(いずれも幻冬舎新書)など著書多数。

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