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美しい暮らし

2019.12.05 更新 ツイート

抱きしめられることの効用について矢吹透

僕がテレビ局に勤務して、「ウゴウゴルーガ」というテレビ番組にADとして携わっていた頃、この番組を生放送でオンエアするという試みが度々あった。

「ウゴウゴルーガ」には、CGで描かれたキャラクターが登場し、MCである子役のウゴウゴくん、ルーガちゃんとトークをする。

番組終了から、四半世紀を経た今だから、公にしても差し支えないと思うのだが、このCGキャラクターの声を担当していたのは、ほとんどが制作スタッフだった。

例えば、「テレビくん」や「おやじ1号」は番組の担当プロデューサー、「シュールくん」や「トマトちゃん」は僕の後輩ディレクターたちがアテレコをしていた。

余談になるが、「シュールくん」の声を担当していたディレクターは、「ウゴウゴルーガ2号」のテーマ曲「東京は夜の七時」を歌っていたピチカート・ファイヴの野宮真貴さんと、番組が縁となり、後に結婚することになる。

彼と僕は、不思議な信頼感と連帯感で結ばれた関係で、公私を含めて、未だにおつき合いが続いている。

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矢吹透『美しい暮らし』

味覚の記憶は、いつも大切な人たちと結びつく——。 冬の午後に訪ねてきた後輩のために作る冬のほうれんそうの一品。苦味に春を感じる、ふきのとうのピッツア。少年の心細い気持ちを救った香港のキュウリのサンドイッチ。海の家のようなレストランで出会った白いサングリア。仕事と恋の思い出が詰まったベーカリーの閉店……。 人生の喜びも哀しみもたっぷり味わせてくれる、繊細で胸にしみいる文章とレシピ。

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美しい暮らし

 日々を丁寧に慈しみながら暮らすこと。食事がおいしくいただけること、友人と楽しく語らうこと、その貴重さ、ありがたさを見つめ直すために。

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矢吹透

東京生まれ。 慶應義塾大学在学中に第47回小説現代新人賞(講談社主催)を受賞。 大学を卒業後、テレビ局に勤務するが、早期退職制度に応募し、退社。 第二の人生を模索する日々。

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