1. Home
  2. 生き方
  3. 僧侶、家出する。
  4. 「もしかして道に迷われていますか?」と予...

僧侶、家出する。

2019.10.30 公開 ポスト

第11回

「もしかして道に迷われていますか?」と予備校生に尋ねられた話稲田ズイキ(僧侶)

京都のお寺の副住職で、コラムニスト・編集者としても活躍中の稲田ズイキさん。そんな僧侶が、なんと「家出する」と宣言。この連載は、「僧侶」に虚無を、「寺」に閉塞感をおぼえた27歳の若い僧侶が、お寺を飛び出し、他人の家をわたり歩き、人から助けられる生活の中で、一人の人間として修行していく様子をほぼリアルタイムに記録していくというものです。気になった人はどうか、稲田さんをお家に泊めてあげてください。

 

*    *    *

 

家出をしていると、不思議な出来事に遭遇する時がある。

 

大阪の梅田での話。待ち合わせしている店を探すため、僕はGoogleマップを片手に一人歩いていた。遅刻していたため、歩調は早めだ。画面を見ては進行方向を確認し、あっちの方角だなと目星を付ける。地図と現実の行き来、別になんてことない作業だ。

 

「ああ急がなきゃ」と足を駆け始めた瞬間、未知との遭遇は起こった。

 

もしかして道に迷われていますか?

 

そんな声が横から飛び出てきた。周りには誰もおらず、間違いなく僕に対しての言葉だった。ひとりの若い男性がこちらをまっすぐに見つめている。

ここから先は会員限定のコンテンツです

無料!
今すぐ会員登録して続きを読む
会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン

{ この記事をシェアする }

僧侶、家出する。

若手僧侶がお寺や僧侶のあり方に疑問を持ち、「家出」した!

さまざまな人に出会うこと、それ自体が修行となると信じ、今日も彼は街をさまよう。

(アイコン写真撮影:オガワリナ)

バックナンバー

稲田ズイキ 僧侶

僧侶。1992年京都のお寺生まれで現・副住職(※家出中)。同志社大学を卒業、同大学院法学研究科を中退、その後デジタルエージェンシー企業インフォバーンに入社。2018年に独立し、仏教を楽しむコラム連載など文筆業のかたわら、お寺ミュージカル映画祭「テ・ラ・ランド」や失恋浄化バー「失恋供養」、煩悩浄化トークイベント「煩悩ナイト」などリアルイベントを企画。フリースタイルな僧侶たちWeb編集長。

Twitter:@andymizuki

過去の執筆・出演記事はこちら

(写真撮影:オガワリナ)

以下、polcaで応援してくださった方々

ゆうこ

haru

吉田亮

nishiura

Hisako Miura

カレー坊主@吉田武

夏野かおる(フリーランスライター)

オタクする副住職

nsoh

maikosode

リュウノユウヤ

hiroshitakumi

acoaco

雨宮美奈子

koei katsuno

shokei612

タカミネ

じゅ み

#宅録お母さん

nozommmmmy

mahomika

chikkusho

senrenja

fumiyasasaki

 

みなさんありがとうございます!

 

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP