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学ぼう!珍妙奇妙な深海のいきもの

2019.09.06 更新 ツイート

いつもニコニコ!深海のひょうきんもの「オオグチボヤ」平井まさあき〔男性ブランコ〕

もう、なんだかんだで9月ですね。そして今日は6日。私事ですが、本業の芸人の方で、本日から単独公演「えんがわサイケ」(お笑いライブです)が始まります。自分たちだけで、70分間お客さんのご機嫌を伺う、とてもやりがいのある、緊張緊張の大イベントです。

単独公演が始まると、深海の生き物はそっちのけ……なんてことはありません。どうにも、今回紹介する深海の生き物のことを考えずにはいられないのです。

 

まずはご紹介させていただきます。

見た目がとてもユニークなひょうきんもの。

どうぞ、いらっしゃいまし、オオグチボヤさん。

 
(イラスト/平井まさあき)

なんとまあ、ほんわかぱっぱなお姿。

いかがでしょう、まるで人が大きく笑っているかのようなユニークなお顔。

 

オオグチボヤさんは名前の通り、ホヤの仲間の一種です。

この大きな口らしき部分は、「入水孔」と呼ばれるもので、これを開いて、海水の流れで運ばれて来た小型の動物までも食べてしまうのです。

肉食性のホヤなのですね。

見た目にそぐわず、肉食性という言葉が、おそろしいです。

 

オオグチボヤは、どうしてこんなに大きな口になったのか。

これは一説によると、深海は栄養が乏しいため、浅い海に住むホヤよりも多くの海水をろ過する必要があり、入水孔が大きくなったそうです。

 

せっかくなので、アクアマリンふくしまさんで僕が撮影したオオグチボヤのお写真を。

(写真/平井まさあき)

見ているこっちが、笑ってしまうかのような、ご機嫌なお姿ではありませんか。

右のオオグチボヤは、ぐわ~っと大笑いしているよう。

左のオオグチボヤは、小首を傾げ「うふふ」ってな具合の笑い方。

 

少々、こじつけ感は否めませんが、見ているだけで、こっちもオオグチボヤの笑い顔につられて、口角が上がってしまい、幸せいっぱいになりませんか?

 

「なりません」はやめてください。なりにいってください。

 

先にお知らせした通り、本日、単独公演の初日でございます。

来てくださるお客さんには、ぜひ、このオオグチボヤさんのように、笑っていただきたいのです。

 

何も遠慮することはなく、このオオグチボヤを見習って、がっはっはっはでも、おっほっほっほでも、うぴょーーでも、のっきっきーーでも、各々の笑い方で笑っていただきたいのであります。

 

もちろん、お客さんにたくさん笑っていただけるように、マスターピースな単独公演にするつもりであります。

 

しかし、お越し下さる方々には、僭越ながらアメリカの哲学者であり心理学者のウィリアム・ジェームズ氏の言葉をお送りします。

 

「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいんだ」

 

この言葉が真実であれば、きっと、オオグチボヤは、ずっと楽しいのだろうなと思います。まあ、実際問題、笑ってるのかどうかはわかりませんが。

 

単独公演本番、お客さんにオオグチを開けて笑ってもらえるよう、尽力いたします。

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