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才能の正体

2020.03.20 更新 ツイート

『ビリギャル』の著者には、もともと《彼女の才能》が見えていたのか?坪田先生が”才能の真実”を明かす!【再掲】坪田信貴

新型コロナの影響で、春休みが長くなってしまったみなさんへ。
学年ビリのギャルを慶應大学現役合格に導いた『ビリギャル』の坪田信貴さん(映画にもなった大ベストセラーは、みなさんご存知ですね!)のベストセラー『才能の正体』より、いますぐ役に立つところを公開します!

坪田さんには、“ビリギャル”に最初に会ったときから《彼女の才能》が見えていたのでしょうか?
それとも、《才能の芽》をたまたま見つけて、上手に育てることに成功したのでしょうか?
それとも……!?
このたび、教育の世界のカリスマである坪田先生が、「才能とは何か」について余すことなく書きました!
さらに、今回の著書は、ビジネスパーソンもチェックしたい内容になっているのですが、いったいどんなことが書かれているのか!?
確実に才能を伸ばしたいあなたのために、『才能の正体』より、「はじめに」を公開します!

 はじめに

 

 こんにちは。坪田信貴です。
 突然ですが、お尋ねします。
 あなたは、「自分には才能がない」と思ったことはありませんか? 「もともと才能に恵まれている人はいいなあ」なんて言ってしまったことはありませんか?
 誰でも一度や二度はあるでしょう。いいえ、一度や二度どころか、わりと多くの人が、何かにつけて思ったり言ってしまったりすることではないでしょうか。

 僕は塾講師として、これまで1300人以上の子どもたちの学習に伴走をしてきたのですが、実際に、そんなふうに言う生徒さんや親御さんに大勢会ってきました。
 ご存知かもしれませんが、僕は、2013年に『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(以下『ビリギャル』)を出版しています。主人公のさやかちゃんは、最初に僕の塾へ来たときは全国偏差値30以下、成績は学年でビリだったのですが、そこから猛勉強して、現役で慶應義塾大学に合格しました。そのいきさつをまとめたものです。
 この本がベストセラーになると、多くの人からこう言われるようになったのです。

「彼女は、もともと才能があったんでしょ?」

 どうやら人というのは、“才能の有無”を、安易に断定したがるようです。

 でも、「才能」って、生まれつきのものなのでしょうか? 一部の人にしか備わっていない、特別なものなのでしょうか?
 それに対する、僕の答えは「ノー」です。

 才能は、誰にでもある。

 僕はいつもそう言っています。
 しかし、この言葉を素直に信じてくれる人は、とても少ない。「そんなのはきれいごとだ!」と思う方もいるようです。でも、そういう人たちは、非常にもったいないことをしています。せっかく「ある」のに、手に入れようとしないのですから。
 “ビリギャル”のさやかちゃんのような成績だった子どもたちが“一流大学”に合格するのを、僕はこの目でたくさん見てきました。その僕が言うことを、ぜひ信じてください。
 もう一度言います。

 才能は、誰にでもある。

 みんな、その才能をどう見つけたらいいのか、どう伸ばせばいいのかが、わからないだけなのです。自分の才能も、我が子や、教え子や、部下や、後輩の才能も。
 そればかりか、多くの人たちは、その才能を潰してしまうことばかりしている……。
 このことにこそ、気づくべきなのです。
 

 そもそも、「才能」ってどういうものなんでしょう?
 僕は学生時代から才能についていろいろと考えてきました。実は、自分のことを「才能研究家」と言ってもいいかなと思うくらい、いろいろなことを試みてきています。
 成績がきわめて悪かった子を、「100%無理!」と周りの全員から言われていた難関大学に合格するまで指導したり、他の会社では採用されないような変わった人を採用して、誰よりも優秀な人材に育成したり。
 “普通の人”は、成績が悪い子に「君なら難関大学に入れるよ。目指そうよ」とは言わないでしょう。“普通の会社”は、「変わった人」「扱いにくそうな人」を採りたがらないかもしれません。

 でも僕は、そんな彼らに限りない才能を感じました。彼らが、周りの人から期待されていなければされていないほど、僕のやる気には火がつきました。これこそ、「才能研究家」の腕の見せどころですから!
 結果的に、『ビリギャル』のさやかちゃんのような、奇跡的な(僕は奇跡だと思っていませんが)結果を残した子どもたちを何人も送り出してきましたし、僕が自分の会社で採用した「変わった人たち」は、その能力を伸ばし、大いに実績を上げています。彼らがどんな人たちなのか、僕がどんな課題を与えて彼らの才能を伸ばしたのかについても、じっくり述べたいと思います。また、“ビリギャルの先生”の印象が強いので意外かもしれませんが、僕は人材育成や組織改革の仕事もさせていただく機会が多くありますので、そんなマネジメントの視点も入ってきます。
 

 《第1章》では、「才能」とは何か? 僕の考えをまとめています。「あの人は地アタマがいい」「私には才能がない」みたいなことをつい言ってしまう人に、ぜひ読んでいただきたい。本当にあなたには、才能がないのか? それともあるのか?ーーその答えが明らかになります。

 《第2章》では、“ビリギャルの先生”としての視点、すなわち1300人以上の生徒さんと向き合ってきた立場で、個人の才能の伸ばし方について具体的なメソッドをまとめています。お子さんの能力を伸ばしたい親御さんや、自分の能力を伸ばしたいと考えている学生や社会人の方は、この章に集中していただけるといいでしょう。

 《第3章》では、人材マネジメントの話になります。才能ある人材をどう見出し、どう育成していくかについて、そして、ひとりひとりの能力を伸ばしつつ、これからの時代でチームとしていかに強くなるかについてまとめました。

 《第4章》は、私がこれまでにお会いした「一流の才能の方」のお話を通して、「成功者」や「天才」は“普通の僕たち”と何が違うのか、考えてみました。
 

 才能とは、いったい何なのか?
 才能とは、どう見つけて、どう伸ばしていけばいいのか?

 この本を参考にして、自分の才能、そして周りの人たちの才能の“芽”を見つけ、どんどん育てて、開花させてください。

 奇跡は、起きるものじゃなく、起こすもの。
 
そして、そんな奇跡を実際に手にしたとき、あなたはそれが奇跡なんかじゃなかったことに気づくでしょう。
 きちんと根拠があるから、手に入ったものなのだ、ということに。

関連キーワード

関連書籍

坪田信貴『才能の正体』

「ビリギャル」が偏差値40アップ&難関大学合格できたのは、もともと才能があったから? ――「地アタマ信仰」をただちにヤメよう! 「自分には才能がない」は、努力をしない人の言い訳です。 すべての人に“才能の芽"はあります。その“芽"を、どうすれば見つけ、花開かせることができるか? やるべきは、今ある状況の「認知」、目的へ向かうための「動機づけ」、そして「正しい努力」です。 自分自身も、子どもも変わります! 部下が変わり、組織がみるみるエネルギーに満ちてきます! 「ダメな人」の能力をみるみる開花させ、成功に導いてきた著者が教える。 どんな人でも“自分の才能で輝ける"ようになるための、驚異のメソッド。

堀江貴文/田中里奈/鈴木おさむ/坪田信貴/小林麻耶/佐々木圭一『ぴりから 私の福岡物語』

福岡県が大好きな6名の著名人が描く、「福岡」をテーマとした小説集。 上京前の不安な心境、仕事や恋愛の失敗、親と子のぶつかりあい……。 そんなピリッとからい出来事に直面した主人公たちは、福岡ならではのあの場所、あの味、あの人の心にふれ、新たな希望を見つけていく。

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才能の正体

「あの人は才能があっていいなあ」
……誰でも一度は、言ったり、思ったりしたことがあるのでは?
でも、「才能」って何なのか、答えられますか?

大ベストセラー『ビリギャル』の著者、坪田信貴さんは、
学年でビリのギャルを、慶應に現役合格へ導いた、奇跡を起こす先生です。
それも、ビリギャルだけじゃなく、たくさんの生徒さんを成功に導き、
実は、社会人の人材育成&組織改革でも実績を上げている方。

成功する人たちは、そもそも「地アタマ」が違うのか?
ダメだと思っていた人が、劇的に能力を伸ばすとき、そこに何が起こっているのか?
誰でも今すぐできる、能力を伸ばす秘策とは?
客観的なフィードバックをすると、人はポジティブになる!?
最高のパフォーマンスを出すためには、凹凸の才能が集まった「チーム」が最強!?

あの、「ビリギャル」の先生が、ここまで明かした! 能力開発メソッドの決定版が、ついに書籍化!!

バックナンバー

坪田信貴

坪田塾塾長。心理学を駆使した学習法により、これまでに1300人以上の子どもたちを「子別指導」、多くの生徒の偏差値を急激に上げてきた。 一方で、起業家としての顔も持つ。また、人材育成、チームビルディングの能力が多くの企業から求められ、マネージャー研修、新人研修を行うほか、現在は吉本興業の社外取締役も勤めるなど、活躍の場は枠にとらわれない。テレビ、ラジオ、講演会でも活躍中。 著書に映画化もされて大ベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』のほか、『人間は9タイプ 仕事と対人関係がはかどる人間説明書』『バクノビ 子どもの底力を圧倒的に引き出す339の言葉』『どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法』『才能の正体』ほか多数あり 。

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