それまで誰にでもニコニコしていた赤ちゃんが、ある日突然泣き出す——。
赤ちゃんの人見知りは、子育て中でも多くの人が経験することですよね。
けれど赤ちゃんは、なぜ「知っている人」と「知らない人」を区別するようになるのでしょうか。
その背景には、顔や表情を見分けて、人の気持ちを学んでいく赤ちゃんならではの発達がありました。
今回は、赤ちゃんの人見知りが始まる時期に起こる、“顔を認識するための大きな変化”を見ていきましょう。
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赤ちゃんが顔を見分けるゴールのひとつは、「人見知り」といえるでしょう。初対面の赤ちゃんと仲良くしようとして泣きだされる、あれですね。人見知りの強弱には個人差もありますが、あやそうとすればするほど、泣きやまなくなる。気をもめばもむほど、泣き方はひどくなる。火がついたように泣き叫ばれることもありますよね……。
生後半年から1歳頃に見られるこの厄介な人見知りが、顔を見分けるゴールというのは不思議に思えるかもしれません。
そんな人見知りにあったら、少し距離を取って赤ちゃんから視線をそらすと良いでしょう。こちらから赤ちゃんに視線を向けることを避けて、赤ちゃんに観察してもらうのです。そうすると、落ち着く子もいます。言い方は悪いですが、けんかを仕掛けてきそうなサルに対応するのと同じです。動物に目を合わせることは、けんかを売っていることになるのです。もちろん赤ちゃんは、けんかを仕掛けているのではありません。知らない人に見られるのが嫌なのです。
人見知りの解決策があるとしたら、顔見知りになるしかありません。とにかく観察され、慣れた人になるのです。お年寄りは赤ちゃんに人見知りされやすいといわれていますが、これは、見慣れていないゆえに起こる証拠のひとつでしょう。
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<もっと赤ちゃん研究について知りたい方へ>
赤ちゃんは何を見て、何を感じ、どのように世界を理解しているのでしょうか。
こうした赤ちゃんの発達について、山口真美先生の研究室をはじめ、さまざまな研究機関で日々研究が行われています。
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◆中央大学 山口真美研究室
赤ちゃんの視覚発達や認知発達について研究を行っている山口真美先生の研究室です。
◆中央大学多摩キャンパス 赤ちゃん研究員募集
山口研究室では、生後2~8か月頃のお子さまと保護者の方にご協力いただく研究を実施しています。ご出産前からの登録も可能です。
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