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赤ちゃんは何を見ているのか

2026.04.10 公開 ポスト

赤ちゃんの記憶はどこまでさかのぼれる?“新しさ”と“慣れ”でわかる発達のしくみ山口真美(中央大学・文学部心理学研究室)

みなさんにとって、一番古い記憶は何歳ごろのことでしょうか。

多くの人が思い出せるのは、3歳か4歳くらいまでで、それより前の記憶はほとんど残っていないといわれています。
では、赤ちゃんには「記憶」がないのか……。
そんなことはありません。じつは、赤ちゃんはちゃんと記憶をつくりながら、その一方で、大人とはまったく違う「好き」のしくみで世界を見ています。

この連載では、視覚発達研究の視点から、赤ちゃんの「見る」と「記憶」の関係を紐解いていきます。
第3回となる今回は、“赤ちゃんは新しいもの好き”という切り口で、ヒトの記憶のはじまりを深掘りしていきます。


*   *   *

今回は、これまでとは別の視点から、赤ちゃんの好きなものをお話しします。赤ちゃんは、“新しいもの好き”です。この新しいもの好きと関連しているのが、赤ちゃんの記憶の発達です。
まずは試しに、自分の赤ちゃん時代を思い出してみましょう。あなたは赤ちゃんのときの記憶がありますか。幼いころの記憶を、何歳までさかのぼることができるでしょうか?

((写真:iStock.com/ziggy)

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赤ちゃんは何を見て、何を感じ、どのように世界を理解しているのでしょうか。
こうした赤ちゃんの発達について、山口真美先生の研究室をはじめ、さまざまな研究機関で日々研究が行われています。
研究内容に興味を持たれた方や、研究への参加を検討されている方は、ぜひ以下もご覧ください。

中央大学 山口真美研究室
赤ちゃんの視覚発達や認知発達について研究を行っている山口真美先生の研究室です。

中央大学多摩キャンパス 赤ちゃん研究員募集
山口研究室では、生後2~8か月頃のお子さまと保護者の方にご協力いただく研究を実施しています。ご出産前からの登録も可能です。

一橋大学こども発達ラボ 参加登録フォーム
一橋大学こども発達ラボでは、0~10歳のお子さまを対象とした発達研究への参加者を募集しています。

立教大学白井研究室
立教大学白井研究室では、赤ちゃん〜おとな・高齢者まで、幅広い年代にまたがって視覚発達研究をしています。
ぜひご家族お揃いでご参加ください。

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山口真美 中央大学・文学部心理学研究室

山口 真美(やまぐち まさみ)
中央大学文学部心理学研究室教授。日本赤ちゃん学会理事長。専門は認知心理学、とくに乳児の視覚研究。著書に『赤ちゃんは世界をどう見ているのか』(平凡社)、『赤ちゃんは顔をよむ』『あかちゃん研究からうまれた絵本 かお かお ばあ』(共にKADOKAWA)などがあるほか、あかちゃん向け絵本の監修も多数。

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