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自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本

2023.10.04 公開 ツイート

「お姉ちゃんなんだから……」子供らしい自分を抑圧され、人を頼ることが苦手な大人に 山根洋士

「自信がない」「すぐ凹む」「自分を責めちゃう」「いつも不安」……。人生が思うようにいかないのは、幼少期に身につけた無意識の「心のクセ」=メンタルノイズが邪魔をしているからです。『自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本』では、人気心理カウンセラーの山根洋士さんが、18種類のメンタルノイズをマンガでわかりやすく解説。

このたび、本の発売を記念して10月13日(金)にトークイベント開催が決定いたしました。山根先生に直接お悩みを相談できるチャンスです。会場でもオンラインでも、みなさまのご参加お待ちしています。

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他人ファーストノイズができる原因としてよくあるのが、子供のときに「お母さんもそんなつもりなかったんじゃないかな」「お父さんが昨日は言いすぎたって言ってたよ」などと夫婦喧嘩の仲裁をしていたパターンです。
大人のような振る舞いを求められることで、子供は「自分がしっかりしないといけないんだ」と子供らしい自分を抑圧するようになります。
時には人に甘えたり、頼ったりすることも子供の時期に学ぶ大切なことの一つです。
しかし親から必要以上に自立した態度を求められたり、分別のある「良い子」を求められたりすると、「子供の自分」が置き去りにされたまま大人になってしまうのです。
肝心なのは、「頼るべきときは頼る」「自分で解決した方がいいときは自力でやってみる」といった調節ができるようになること。いつでも「自分だけの力でやらなくては」と苦しくなってしまうことが、このノイズの弊害です。

意識して、少しだけ「嫌なヤツ」になってみる

他人ファーストノイズがある人は、「ちゃんとしすぎてしまう人」です。
周囲が求める以上にしっかり者になろうとしてしまい、「目上の人と会うときに手土産はマスト」「ごちそうさまと言わないのは礼儀がなっていない」などとマイルールを作り、自ら人付き合いのハードルを上げてしまうことも。傍からは礼儀正しく親切な人に見えますが、本人は無理をして振る舞っているので、どんどん息苦しくなります。
そのため、このノイズの解消法は「いい人」を少しずつやめてみることです。
コンビニでお礼を言わずに釣り銭を受け取ってみる、いつもより少し無愛想に挨拶してみるなど、できるところからやってみましょう。できる場面から、できる範囲で、気を遣うのをやめる練習をしていきましょう。

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山根洋士「〈自己肯定感〉の悩みにお答えします~『心のクセ』を直して理想の人生を手に入れよう~」

10月13日(金)19時30分より、会場&オンラインにて開催いたします。人気心理カウンセラーの山根洋士先生が、「心のクセ」=メンタルノイズにまつわる悩みにお答えします。詳しくは、幻冬舎大学のページをご覧ください。

関連書籍

山根洋士『マンガでわかる 自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本』

自己肯定感は高めなくていい! 無意識の「心のクセ」=メンタルノイズに気づき、ありのままの自分を受け入れれば、人生はたちまち好転する。 18種類のメンタルノイズの特徴と原因を漫画でわかりやすく解説。

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自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本

「自信がない」「すぐ凹む」「自分を責めちゃう」「いつも不安」……。人生が思うようにいかないのは、幼少期に身につけた無意識の「心のクセ」=メンタルノイズが邪魔をしているからです。『自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本』では、人気心理カウンセラーの山根洋士さんが、18種類のメンタルノイズをマンガでわかりやすく解説。その中から代表的なメンタルノイズをみなさんに紹介します。

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山根洋士

心のクセを直す「メンタルノイズ」カウンセラー(心理カウンセラー)/一般社団法人メンタルノイズ心理学協会チェアマン(会長)。大阪府出身。早稲田大学中退。両親の離婚、熱中していたスポーツの挫折、就職の失敗などを経て、情報誌編集者からノンフィクションライターとして独立。金銭的な成功をつかむものの、激務のあまり過労死寸前で緊急入院。入院生活で「なんのために生きるのか」を模索し、心理療法を学び始める。心の風邪薬のようなカウンセリングを提供したいという想いからカウンセラーになる。実践中心のカウンセリングで一線を画し、これまでに8000人以上の悩みを解決。心理学だけでなく、数多くの経営者やスポーツ選手などへの取材経験、AIやロボット工学、脳科学などを取り入れたメンタルノイズメソッドを開発。ビジネス面でも、メンタルノイズ心理学を立ち上げから3年で年商1億円規模に成長させる。著書『「自己肯定感低めの人」のための本』(アスコム)がメンタル本大賞2021優秀賞を受賞。『「自己肯定感低めの人」が幸せになるワークブック』(宝島社)、『「自己肯定感低めの人」の人づきあい読本』(大和出版)、『「自己肯定感低めの人」が、一生お金に困らない方法』(PHP研究所)、『なぜ、あの人には何でも話してしまうのか』(アスコム)など著書累計15万部を突破。

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