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住所不定 「映画」と「踊り」を探して

2020.05.18 更新 ツイート

新連載

ボクは家を引き払い、住所のない映画監督・俳優になった太田信吾

ある男性との出会い

「実は去年、事業で儲かった。その金で君に映画を撮らせたい」

知り合ったばかりの映画制作会社のプロデューサーMさんから電話をいただいたのは2019年も末のこと。その方のことは記憶にあった。2019年10月から全国で劇場公開をされた監督作の映画『解放区』を、初夏に都内で開催されたマスコミ試写で観て、上映後のロビーで名刺を手渡してくださった方だ。

「いやあ、映画、最高だったんで。これからよろしく」

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住所不定 「映画」と「踊り」を探して

リアルに進む映画制作の記録。踊りの記録。

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太田信吾 映画監督・演出家・劇作家・俳優

1985年生まれ。長野県出身。早稲田大学文学部哲学専修にて物語論を専攻。処女作のドキュメンタリー『卒業』がイメージフォーラムフェスティバル2010優秀賞・観客賞を受賞。『わたしたちに許された特別な時間の終わり』が世界12カ国で配給される。他に『解放区』(18年劇場公開)など。俳優として舞台・ドラマ・バラエティにも出演。2017年にはソウル市立美術館にて初のインスタレーション作品を発表するなど、ジャンルの垣根を超えて、創作活動を行っている。

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