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おとなの手習い

2019.10.26 更新 ツイート

大好きだった給食と大嫌いだった体育の話香山リカ

(写真:iStock.com/Miatas)

2016年の秋から冬にかけて、私は運転免許獲得にのみ専念していたように思われるかもしれないが、そうではない。大学に行ったり病院に行ったりという日常の仕事はそれなりに続け、さらに別のことも始めていた。

それは、運転免許よりさらにハードルの高い「運動」であった。

私がいかに運動が苦手か、という話はし出すとキリがない。小学校の頃の成績表で、保健体育は良いときで5段階の3、ときには2を取ったこともあった。「3なら“ふつう”ってことでしょ」と言われるだろうが、保健のテストはだいたい100点なのだ。それで3あるいは2ということは、体育の実技だけだと確実に1の評価だったと思われる。中学では「1をつけたいところだが、1がひとつでもあると内申書で普通科高校には行けなくなるかもしれない」と担任に言われたこともある。

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香山リカ『ノンママという生き方 子のない女はダメですか?』

ときどき悔やむ。ときどき寂しい。 でも大丈夫。これが私の選んだ道。私の幸せのかたち。 さまざまな理由で、生涯子どもを持たない・持てない女性が全女性の3割とも言われています。 「女は子どもを産み育てて一人前」「女の本当の幸せは子どもを持つこと」という伝統的価値観はまだまだ強く、さらに最近は、少子化対策が国をあげての課題となり、子育ても仕事も頑張る「ワーキングマザー」が礼賛されます。 そんななか、子どもを持たない人生を選んだ「ノンママ」は、何を思い、どんなふうに生きているのでしょうか? それぞれの事情、悩みと葛藤、後輩ワーキングマザーとの軋轢、介護と自分の老後の不安等々。「ノンママ」のリアルな胸のうちを、自身もノンママである精神科医の香山リカ氏が、ときに切なく、ときに明るく描きます。

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おとなの手習い

60歳という人生の節目を前に、「これからの人生、どうする?」という問いに直面した香山リカさん。そこで選んだのは、「このまま穏やかな人生を」でなく、「まだまだ、新しいことができる!」という生き方。香山さんの新たなチャレンジ、楽しき悪戦苦闘の日々を綴ります。

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香山リカ

1960年、札幌市生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題のほか、政治・社会批評、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍する。『ノンママという生き方』(幻冬舎)、『スピリチュアルにハマる人、ハマらない人』『イヌネコにしか心を開けない人たち』『しがみつかない生き方』『世の中の意見が〈私〉と違うとき読む本』『弱者はもう救われないのか』(いずれも幻冬舎新書)など著書多数。

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