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ご縁の法則

2019.12.25 公開 ポスト

2019年下半期 さそり座の運勢【2019年占い記事で人気1位(再掲)】真木あかり

 

人に向き合ってこそ、美しく輝きを増す人生がある

夏目漱石の『こころ』という本、ご存知でしょうか。この本の第3章は「先生」からの長い長い手紙というかたちで書かれているのですが、コピーライターの故・岩崎俊一氏はその文章の美しさやなめらかさを絶賛し、胸のときめきを覚えたと述べています。氏いわく、「手紙文は、なぜかくも美しいのか。それは間違いなく、手紙の向こうにはっきりと人がいることと深い関係がある、と僕は考えている」とのこと。見えているから、話しかけるような文体になる。それは呼吸と連動するように、文章をリズム感あふれるものにする。東急電鉄のフリーペーパーから大切に切り抜いておいたこのエッセイが、積み上げた資料の隙間からひらりと覗いたとき、私は2019年下半期のさそり座の人々を思ったのでした。

2019年春から、さそり座の人は「パートナーシップ」における長い長い旅に出ました。ここから約7年という時間をかけて、あなたはこれまで自分のなかに培った「パートナーシップ」という概念を鮮やかに塗り替えていきます。かけがえのない相手を見つける人もいれば、膠着した状況に終止符を打つ人もいるでしょう。思ってもみなかった人と結ばれる、ということもあるでしょうね。ときに頬を打たれるようなショッキングな経験を通して、あなたは本当の意味で自分が自分の人生を生きるためのパートナーシップというものを、模索していくことになります。恋人や配偶者だけでなく、仕事や趣味において「パートナー」と呼べる人も対象となります。あなたが真剣に向き合いたい人が、これから折々のシーンであなたの目の前にいるのでしょう。さながら、手紙を書こうとペンをとったときに、相手の顔を思い浮かべるように。

誰かと深く関わることをしなくとも、生きることは不可能ではないのでしょう。仕事や買い物、病院など最低限の接点だけに絞ってひっそり暮らすこともできるのです。ただ、人と対峙して、相手を思い、伝わるであろう言葉を選んで話しかけてこそ、美しく輝き始めるものもまた、あるのですよね。

夏から秋にかけては、あなたはとても忙しくお過ごしになるでしょう。仕事で大役を任されたり、チームのメンバーとの結束を強めたり、お友達と例年にないくらい楽しい時間を過ごしたりする見通しです。秋は愛すること、愛されることにたくさんの力を注いでいきます。出費も大きく膨らむ見通しですので、あまり気が大きくなりすぎないようにご注意を。いずれにせよ、それぞれのシーンで今、あなたが向き合いたいと思う人との絆を強めていくのだろうと思います。

さそり座は、深く深く人を愛することができる人です。そして人生で何度か、これまでの自分を完全に手放して、生まれ変わるような経験をすることがあります。もし愛によって生まれ変わるようなことがあるとしたら、おそらくこれからの数年間でしょう。

出会うことにも、ともに歩むことにも、離れることにも、どのシーンにも意味があります。神様からのギフトのように思える出来事も、底知れぬ深い谷に落ちるような出来事も、あなたが人とつながることで自分の人生をより自由に生きることができるようになるために、起こります。対人関係で思うに任せないことが起きたときは、自分に向けて手紙を書いてみてもいいかもしれません。大切なあなたへ――そう、文字を綴り始めたときに浮かんでくる言葉が、出口の見えないトンネルで足元を照らす光になるかもしれません。

 

持っているものを、大きく拡大していけるとき

12月3日まで、あなたは自分が持っているものを大きく増やし、広げていくことになります。先程、仕事で大役を任されるということを書きましたが、たとえば社会的に影響力のある役割をこなしたり、責任の重い仕事を引き受けたりすることで、持ち前の能力は飛躍的に伸びることでしょう。キャリアとして大きな武器を手に入れる人は多いですし、新たなニーズを発見し「今後、このジャンルで稼いでいけそうだ」という確信を得る人もいそうです。身近にすてきなロールモデルを見つけることもあるかもしれませんね。

人間力を向上させる人もいるでしょう。単純に「仕事がデキる」「世渡りがうまい」といった言葉では尽くせない、深いところの力ですから、すぐには実力がついたという認識は得られないかもしれません。ただ今後の人生、「あのときの経験が役に立ったな!」と思ったときに連想するのは、この2019年下半期における努力ではないだろうかと私は考えています。

おそらくは、狙って取りにいくキャリアではないのでしょう。狙って手にすることができるキャリアというのは、あくまで今の自分が想像する範囲でしか取れません。想像以上のものは、射程に入らないからです。それよりも求められていることでベストを尽くし、なんでも学びに変えてやろうという貪欲な姿勢こそが、未来につながっていきます。さそり座の人の性格から見ても、そうした生き方のほうが心地よいでしょうし、ね。12月3日まで、そうした方針でまいりましょう。

金運が良い時期でもあります。年収を上げたい人にとっては、またとないチャンスと言えるでしょう。社会や人にどう貢献できるかをベースに動いてみると、努力に見合った報酬を得られます。副業や複業といったかたちで、収入の口をいくつも持つことになる人もいそうです。無理のない範囲で、チャレンジしてみると良いでしょう。今後の収入アップにつなげるため、資格取得やスキルアップのための勉強をすることにも追い風が吹くはずです。8月上旬までは少し、思うに任せない人もいると思うのですが、足踏み状態を続けることもまた、自分がお金を得るために本気で取り組みたいことを研ぎ澄ます、という役割を担っているのだろうと思います。

重要なのが、この時期の金運というものは突然もたらされるギフトのようなものではない、ということ。棚ぼた式で億万長者になるご自分の姿をイメージした方には申し訳ないのですが、2019年の金運はこれまであなたが築いた知識やスキル、大切にしてきたものなどをベースに動きます。ふってわいたような幸運を夢見るよりも、スキルをお金に変えるビジネス視点をベースに動きましょうね。

自分にはそうしたものはない、という人の場合は、まずは自分を厳しい目で見すぎていないか振り返ってみて。あなたにとっては当たり前のことでも、人から見れば特別な資質ということだってありますから、キャリアについて詳しい人にアドバイスを求めるのもいいかもしれません。あなたはここまで、よく頑張っていらっしゃいました。だからこそ、簡単に「ない」などと言い切らないほうが良いのです。

それでも「本当の本当にない!」ということであれば、下半期はチャンス。方向性を定め、できることは全部やるくらいの勢いで行動を起こしていきましょう。何をするにも、残りの人生で一番若いのは今です。輝くために遅すぎることはありませんから、望んでいるような未来をしっかり手に入れてまいりましょう。あなたならきっと、おできになるはずです。

<恋愛運>

パートナーシップにおいて、あなたがより自由に自分の人生を生きていくための取り組みが続いていきます。恋や結婚というイベントによって、自由というものは奪われるのではないか? と思う方もおられますが、さそり座の人の場合はむしろ、絆を得ることで本能的に充足し、より人生の意味というものを求めていきやすくなるのではないかと思います。ただし、パートナーシップにおける試みというのは、この下半期に限った話ではありません。今後数年間、行きつ戻りつ続いていきますので、今、問題を抱えているからといって焦らずにいましょうね。何事も「やりきる」ことを良しとするあなたにとって、過渡期というものは中途半端で落ち着かないものなのかもしれません。ただ、あなたも承知しておられるとは思いますが、世のなかの多くの物事というのはグラデーション状に変わっていきます。

恋愛におけるハイライトは10月から11月の初旬でしょう。今は恋を探している途中という人も、パートナーがいるという人も、どなたもあたたかで満ち足りたお気持ちを感じやすいはずです。愛すること、愛されることの喜びを実感することができるでしょう。

また11月12日の満月前後では、パートナーシップにおいてひとつ、長年の願いや努力が叶うような出来事があるかもしれません。5月頃に、現状を変えていこうと決意したことがあるようでしたら、ここで一定の結果が出てきます。もし、この時点で解消されない不満を強くお持ちであれば、表面的なことばかりを見ていないか、注意してみたいところです。本質を見る、というのは本来、あなたの得意なことであるはず。いつものモードに、少し頭を切り替えていきましょう。

* * *

月ごとの詳しい恋愛運、運をよりよく使っていく方法、今が辛いという方へのアドバイスについては、電子書籍で書いております。こちらもぜひ、ご参照ください。

 

<仕事運>

大きなチャンスが到来する予感の下半期。ただし、この時期のチャンスはハプニングというお友達も連れてくるようで(いらねー! などと言わないこと)、大忙しになることは間違いないでしょう。粘り強く努力を重ね、仕事の本質を捉えて動けるあなたであれば、ハプニングはむしろチャンスにもしていけるはず。しっかりやってまいりましょう。

もっともビビッドなタイミングが夏。あなたのキャリアにおいて重要な意味を持つ仕事をすることになったり、社会的に影響力の大きな役割を担ったりすることも。想定外のことが多く対応にばたばたしがちですが、そうしたことがむしろあなたの評価を高めてくれるでしょう。

秋から冬にかけては、あなた自身に注目が集まります。「あなただからお任せしたい」「期待しているよ」といったことを、複数の人から聞くことになるのでしょう。それはもちろん、これまであなたが続けてきた努力があってこそ聞こえてくる声。ぜひ、自信につなげていっていただけたらと思う次第です。

ただ、晩秋から年の瀬にかけては過労が心配されます。1年間、多忙を極めてきたお疲れがこのあたりで出てしまうのかもしれません。年末は活躍するフィールドも広がっていく見通しだけに、ダウンしてしまえばせっかくのポテンシャルを生かせず、チャンスロスにつながることも考えられます。あなたは何事にも真摯に取り組む頑張り屋さんであり、それが周囲の人が信頼を抱く所以でもあるのでしょう。それでも、言うまでもありませんが健康あってこその仕事。慌ただしい時期ですが、休息の時間を削ってまでお仕事に没頭するようなことは、避けましょうね。

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本連載では、真木あかり先生が読者のみなさまから頂いた恋愛相談にお答えします。

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ウェブや女性誌で大注目の占い師、真木あかり先生による、2022年上半期の星占いです。ウェブマガジン「幻冬舎plus」で公開されている全体運に加えて、本作品では「仕事運」「恋愛運」などカテゴリー別の占いもお楽しみいただけます。全体の流れに加えて月ごとの運気の動きも詳しく解説いたします。 購入者特典として、2022年上半期の流れがわかる「重要日カレンダー」もお楽しみいただけます。(完全版のみの特典です) ◆恋愛運・仕事運では月ごとの運勢の動きも徹底解説 ◆12星座別「今がつらいあなたへ」メッセージを収録(「あとがき」より) スマホやPCに入れていつでも持ち歩ける、心のお守り本です。

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ご縁とは何か、どうすれば良いものにできるのか。真木あかりさんが占い師として経験を積む中で見えてきた「ご縁の法則」をご紹介します。
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真木あかり

大学卒業後、フリーライターを経て占いの道へ。『辛口誕生日事典 2018』『悪魔の12星座占い』(宝島社)など著書多数。LINE占い「チベタン・オラクル」監修。個人鑑定も行っている。

Blog http://makiakari.hatenablog.com/
Twitter @makiakari

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