下町ホスト#58
十月初めに詰め込んだ懺悔ツアーは一通り終わり、数少ないお客様が戻ってきてくれた。とあるど平日に出勤するとなにやらキャッシャーで店長と中堅ホストが揉めている。私はこそこそと聞き耳を立てる。どうやら、No.1から末端までの顔写真が掲載されている通称〈男本〉の更新が遅れているらしく、中堅ホストが酔った勢いで、憤怒している。いつも通りやる気の無さそうな店長は更に面倒くさそうに対応している。そしてこそこそしている私と目が合い、さっさと逸らす。店長は、思いっきり目を見開いて中堅ホストを一気に宥めてから、私をキャッシャーへ呼んだ。
「あー。うぜー。えっとさ、お前さ。」
「はい、、、なんでしょうか、、、」
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歌舞伎町で待っている君を

歌舞伎町のホストで寿司屋のSHUNが短歌とエッセイで綴る夜の街、夜の生き方。
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