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砂嵐に星屑

2022.02.18 公開 ポスト

#2

一穂ミチ中毒、続出!書店員さんから絶賛の嵐!一穂ミチ(作家)

絶賛発売中の『砂嵐に星屑』。

直木賞候補、本屋大賞ノミネートなど話題沸騰中の一穂ミチ、期待の最新刊です。

なにより、書店員さんたちからの熱視線がすごい!

ぜひみなさまにもその熱量をお伝えしたく、一部ご紹介いたします。今回はパート2になります。

*    *    *

短編2作を拝読して、やっぱり一穂先生は面白い!!間違いない!!
まず、人物が生々しい、リアル! 何というか、必ず登場人物を好きになってます。 テレビ業界を舞台に、全く違った物を見せてくれる、その才能が怖いし、やっぱりまた沼に落ちてます。一穂先生最強!

郁文堂書店庭瀬店 藤原郁子様

まさに『砂嵐に星屑』。目の前も見えないような吹き荒れる人生の中で、自分だけの星屑を見つけるには、探す事を諦めてはならない。途方もない息苦しさの中で生きる人たちに、わずかでも、大きな希望をもらえる物語。
定型化した幸せが揺らいでいる世の中で、自分だけの幸せと胸を張って言えるものを、心から見つけたいと思えました。

岡本書店恵庭店 山口榛菜様

 

とっても良かったです!「資料室の幽霊」は3回読みました。邑子の自らを海の漂流物に例える心許なさに共感し村雲さんが消えてしまった後は一緒に涙しました。
「嵐のランデブー」では決して思いの届かない相手への恋でも型にはまらない幸せの形を見つける結花のしなやかさに唸りました。幸せは人それぞれです。「資料室の幽霊」のラスト、邑子のたどり着いた思いが私自身の生きる勇気となりました。今後きっと何度も繰り返し読む予感がしています。 

三洋堂書店新開橋店 山口智子様

子どもの頃に考えていた「普通に仕事して、普通に結婚して、普通に子育てして」。
実際に大人になると日々忙殺され、結婚なんて出来ないから子どもなんているはずもなし。まとわりつく過去を増やし引き摺り、今をもがきながら生きるだけで精いっぱい。
そしてふと思う、自分の生活には「愛」が足りないと。
一穂ミチさんが描く、かなしいほど生々しい大人たちの生活が自分自身と共鳴する。
自分の孤独を見つけてもらえた気がしてくる。
一穂ミチさんは私たちの気持ちの受け皿をくれる作家さんだ。

紀伊國屋書店仙台店 齊藤一弥様

誰かが、わたしがここにいると知っていてくれたら、気持ちはひとりぼっちでないのかもしれない。
小難しい言葉で、ふるいたたされるのではなく、そっと背中を押してくれる、前へ進むちょっぴりの勇気、そんな気持ちを受け取りました。

未来屋書店高の原店 元尾和世様

現実は楽しいことや嬉しいことより辛いことや悲しいことの方が多い。 厄介なのはそういうものに限って強く記憶に残り続ける。
でも、確かに幸せなことも間違いなくここにあるはずで、一穂ミチさんの描く物語には生きる希望がいつも感じられる。

明文堂書店氷見店 前花祐太様

毎日生きていくだけでも、すごくパワーが必要で、擦り切れて疲れてしまうこともあるけれど、「時には、苦しくもどかしい気持ちを声に出してもいいんだよ。休んでもいいんだよ。」とそっと支えてくれる心のビタミンのような作品!
大人になればなるほど、自分の本当の気持ちを心の奥底にしまいこんで、気がつけなくなった時に、何度も読み返していきたいです!

紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子様

これは大阪にあるテレビ局で働く人たちの、決して順風満帆とは言えない毎日のあれこれ。誰もいない暗い部屋で見る砂嵐。何の意味もなく、何も伝えてこないただただ続く無防備な粒の集まり。その砂嵐の向こう側で、昨日も今日も明日も働く人がいる。それぞれちょっとうまくいかなかった昨日を引きずったまま歩く今日。あったはずの理想がこんなはずじゃなかった現実で塗り替えられていく。立ち止まって座り込みたくなる日もある。明日なんて来なければいいと思いながら寝る夜もある。そんな私が見つけた小さな星屑。
読み終わった後、変わりたいのに変われない、そんな自分を抱きしめたくなりました。

精文館書店中島新町店 久田かおり様

今回、4話の連作短編集を読んでさらに一穂ミチさんの才能に驚いてしまった。
なんで、こんな描写が書けるんだろうか。
まるで、そのシーンが目の前にあるかのような
まるで、私がそれを感じたような
あ、、わかる。
でも、それを言葉をする術があるなんて。
どれだけドキドキさせるつもりだろうか。一穂ミチさん、恐るべし
鼻の奥がつーーんとして
胸の裡に隠していた想いをほじくり返され。
それで、ええのやで~と頭をぽんぽんと優しく叩かれるような。
昨日の私よりも今日の私の方がもっと好きになれる。
なんだろう、これ。
一穂ミチさんの紡がれる言葉に
恋をしているんだろう、わたし。
たくさんの人に一穂ミチさんの作品に出合ってほしい!

未来屋書店大日店 石坂華月様

 

一言の裏には、思いもよらない事情が隠れていることがある。分かっていながらつい忘れてしまう、つい自分を優先した考え方をしてしまうことを、目の前にドンっと突きつけられた物語でした。
今後、毎年年末年始に読み返して、「私はこの一年、見えない部分まで考えられた人間だったか?」って確認する。
読後の余韻に浸りながら、見えないところを慮る人になりたい、と思った。それを明らかにして共有したいのではなくて、そのまま、見えないままを受け入れられる人。最近ちょっと心に余裕がないなあと思う人に薦めたい作品です。
たった1日で読み終えてしまいました。おもしろかったです!
「は?」の一言で堤さんを黙らせた笠原さんかっこよかったです。彼女メインのお話が読みたいくらい好きなキャラでした!

TSUTAYA BOOKSTORE 福岡空港 内田千裕様

時間が経つほどにジワジワきます。やっぱりいい!一穂ミチ先生の小説が大好きです。
なんでもない日常を送っていてもちょっとしたことで感情が浮き沈みする私たち。生きづらそうな主人公達に自分を重ねてしまいます。孤独を感じる時、この本を読めば明日も生きようと前向きになれます。不自由さを感じている人の共感をよぶ作品だと思います。
そして全編読み終えたら砂嵐の景色が星屑に変わった。タイトルが沁みます!

BOOKSえみたすピアゴ植田店 清野里美様

お客様から「何か面白い本」ない?と聞かれることがあります。『面白さ』の感じ方には個人差があるので、そういう時にはいつも『心に残った本』をご紹介しています。そして、この物語はまさに、心に残る一冊でした。
「平成で印象に残った出来事は?」と聞かれた時、多くの人は東日本大震災を思い浮かべるでしょう。しかし、平成7年(1995年)の阪神淡路大震災も決して風化させてはいけない出来事なのだと改めて痛感させられました(眠れぬ夜のあなた)。『心に残る一冊』、これからもお客様に紹介していきたい作品です。

本の王国知多イトーヨーカドー店 莨谷俊幸様

この世に生を受けた人は、自分の人生の物語の主人公。 読み終わった後にそんな言葉が頭をよぎりました。
関西のテレビ局で働く人達の生き様を四季を通して覗き見してしまったような、
もしかしたらこれは自分の物語かもしれない。
それほど、痛い所を突いてくる。
そして一穂さんの作品は心地の良い毒のように心に浸透してくる。
読み出したら止められない。
でもまた読みたくなる、次のお話を。

「眠れぬ夜のあなた」が一番痛かったです。

精文館書店おゆみ野店 須山知子様

一穂ミチさん、不思議な、実力の十分な作家さんですね。
人間関係の微妙な摩擦から前向きな物語は世の中に意外とたくさん溢れていますが
地に足のついた、気持ちのブレから起こる、痛いところをついた連作短編でした。

住んでない人にはピンとこないかもしれませんが、大阪という土地と、大阪人、そして外からきて住んでいる人、大阪という地方テレビ局、どれをとってもリアルに感じます。
人の心にばあっと踏み込んできて、ぱっと少し身を引く「知らんけど」と。
笑いとやっぱり元気のでる小説でした。連作短編が一つのテレビ局の形をつくっている気がしてまた親しみを感じました。

ジュンク堂書店三宮 三瓶ひとみ様

テレビ局=豪華絢爛、映る人も働く人も全てが憧れ、私もそこで働きたい! って人生で1度は考えたりしますよね? 
え、しない? 
中学生くらいまではそんな事も思ったりしましたよ、私は。
高校生時分には冷静に考えてアレはアレでしんどそうだなと悟りましたが。閑話休題。華やかな位置にいる人も裏方もたくさんの人々が作り上げたテレビ局という場所、概念。舞台が関西でもあり、未だ消えぬ心のカサブタを抱えている人もいる。職業柄、大切な想いを言い出せないまま去った人もいた。
テレビの画面には映らない、映せないけど大切なものが確かにある。
『ここにいて、あなたを見ています。あなたという人を、ほんのすこし知っています』 
一穂さんのこの距離感がたまらなく優しくて切なくて、愛おしい。

紀伊國屋書店名古屋空港店 山崎蓮代様

*   *   *

まだまだたくさんご感想いただいております!

続きはまたパート3でご紹介いたします。

関連書籍

一穂ミチ『砂嵐に星屑』

舞台は大阪のテレビ局。腫れ物扱いの独身女性アナ、ぬるく絶望している非正規AD……。一見華やかな世界の裏側で、それぞれの世代にそれぞれの悩みがある。つらかったら頑張らなくてもいい。でも、つらくったって頑張ってみてもいい。人生は、自分のものなのだから。ままならない日々を優しく包み込み、前を向く勇気をくれる連作短編集。

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砂嵐に星屑

舞台はテレビ局。旬を過ぎたうえに社内不倫の“前科"で腫れ物扱いの四十代独身女性アナウンサー(「資料室の幽霊」)、娘とは冷戦状態、同期の早期退職に悩む五十代の報道デスク(「泥舟のモラトリアム」)、好きになった人がゲイで望みゼロなのに同居している二十代タイムキーパー(「嵐のランデブー」)、向上心ゼロ、非正規の現状にぬるく絶望している三十代AD(「眠れぬ夜のあなた」)……。それぞれの世代に、それぞれの悩みや壁がある。

つらかったら頑張らなくてもいい。でも、つらくったって頑張ってみてもいい。続いていく人生は、自分のものなのだから。世代も性別もバラバラな4人を驚愕の解像度で描く、連作短編集。

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一穂ミチ 作家

2007年デビュー。以後勢力的にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは映画化も。22年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』で第43回吉川英治文学新人賞を受賞、本屋大賞第3位。同年、『光のとこにいてね』で第168回直木賞候補、23年本屋大賞第3位。24年『ツミデミック』で第171回直木賞受賞。その他の作品に『パラソルでパラシュート』『うたかたモザイク』などがある。

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