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美しい暮らし

2020.06.10 更新 ツイート

共振する人生相談 〜ぼくはアンプリファイア〜

「元カノの話ばかりする彼氏と別れた」30歳のあなたは正しく立派とまず伝えたい 矢吹透

「ステップ2」を維持したままの「東京アラート」という小難しい状況の下、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

それでは、今回のご相談です。

*   *   *

矢吹さん、はじめまして。私の彼氏のことで相談させてください。

今は別れてしまいましたが、とても大好きな彼がいました。でも、その彼は、元カノのことがとても好きだったからヨリを戻したかったけど振られたとか、元カノが若くて可愛かったとか、そういうことを言っていて、そのたびに私はとても嫌な気分になっていました。そういう発言はやめて欲しいと伝えると、嫉妬させたいわけじゃなくて、事実を伝えただけだと言われました。

私はその発言により、自信をなくしてしまい、元カノに嫉妬する自分にも疲れ、自信を取り戻すために別れました。私が事実を受け入れられない器の小さい女だからなのか、愛されてなかったんだと思います。悔しくて悲しいです。どうやったら私の自信は取り戻せるのでしょうか。情けない質問なのは自分でも承知の上です。お目にとまりましたら、ご高覧いただければ幸いと存じます。

(アルバイト・30歳・女性)

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矢吹透『美しい暮らし』

味覚の記憶は、いつも大切な人たちと結びつく——。 冬の午後に訪ねてきた後輩のために作る冬のほうれんそうの一品。苦味に春を感じる、ふきのとうのピッツア。少年の心細い気持ちを救った香港のキュウリのサンドイッチ。海の家のようなレストランで出会った白いサングリア。仕事と恋の思い出が詰まったベーカリーの閉店……。 人生の喜びも哀しみもたっぷり味わせてくれる、繊細で胸にしみいる文章とレシピ。

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美しい暮らし

 日々を丁寧に慈しみながら暮らすこと。食事がおいしくいただけること、友人と楽しく語らうこと、その貴重さ、ありがたさを見つめ直すために。

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矢吹透

東京生まれ。 慶應義塾大学在学中に第47回小説現代新人賞(講談社主催)を受賞。 大学を卒業後、テレビ局に勤務するが、早期退職制度に応募し、退社。 第二の人生を模索する日々。

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