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おとなの手習い

2020.02.01 更新 ツイート

ゆっくり日なたぼっこしてる場合じゃなくなった「老後」香山リカ

(写真:iStock.com/ANCHASA MITCHELL)

ジムでダンス系エクササイズ・ズンバのクラスに参加始めた香山リカさん。楽しそうに踊っているインストラクターは、実は厳格なルールに従っていることが分かり、持ち前の考察欲がムクムクと湧いてきます……。

*   *   *

まったく分野違いだが、次第に「ズンバとカトリック教会は似てる」と思うようになった。私はカトリック教会のミサ、プロテスタント教会の礼拝、両方に行ったことがあるのだが、カトリックではその週のミサで聖書のどこの箇所を読むかなどが、バチカンのカトリック総本山により厳格に決められている。

教会ごとに違うのは、神父のお説教のところだけだ。しかしそれにしても、同じ聖書の箇所を読めばそれから派生するお説教はだいたい似てくるだろう。まさか、「今週はイースターで、聖書ではイエス・キリストの復活の箇所を読みましたが、それはともかく気になるのは日本人の英語力についてですから、今日はその話をします」というような神父はいないだろう。

一方、プロテスタント教会は一応、長老派、福音派といった流派はあるが基本はそれぞれが独立している。その週の礼拝で聖書のどこを読みどの讃美歌を歌うかも、もちろん牧師のお説教の内容も、かなり自律的に決められることになっているようだ。

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ときどき悔やむ。ときどき寂しい。 でも大丈夫。これが私の選んだ道。私の幸せのかたち。 さまざまな理由で、生涯子どもを持たない・持てない女性が全女性の3割とも言われています。 「女は子どもを産み育てて一人前」「女の本当の幸せは子どもを持つこと」という伝統的価値観はまだまだ強く、さらに最近は、少子化対策が国をあげての課題となり、子育ても仕事も頑張る「ワーキングマザー」が礼賛されます。 そんななか、子どもを持たない人生を選んだ「ノンママ」は、何を思い、どんなふうに生きているのでしょうか? それぞれの事情、悩みと葛藤、後輩ワーキングマザーとの軋轢、介護と自分の老後の不安等々。「ノンママ」のリアルな胸のうちを、自身もノンママである精神科医の香山リカ氏が、ときに切なく、ときに明るく描きます。

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おとなの手習い

60歳という人生の節目を前に、「これからの人生、どうする?」という問いに直面した香山リカさん。そこで選んだのは、「このまま穏やかな人生を」でなく、「まだまだ、新しいことができる!」という生き方。香山さんの新たなチャレンジ、楽しき悪戦苦闘の日々を綴ります。

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香山リカ

1960年、札幌市生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題のほか、政治・社会批評、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍する。『ノンママという生き方』(幻冬舎)、『スピリチュアルにハマる人、ハマらない人』『イヌネコにしか心を開けない人たち』『しがみつかない生き方』『世の中の意見が〈私〉と違うとき読む本』『弱者はもう救われないのか』(いずれも幻冬舎新書)など著書多数。

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