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衰えません、死ぬまでは。

2025.02.02 公開 ポスト

第23話 体脂肪率の悲しみについて 後半

改善しない数値…。これ以上何を食べ、何を食べないようにすればいいのか?宮田珠己

久しぶりにジムに行き、体組成測定をしてみると、体脂肪率が3%も増えていた!さらに、水分量、筋肉量、骨量のどれもが減っていて、数字上は明らかに宮田さんの肉体”衰えている”⁉

*   *   *

凹んで帰ってきた私に、息子と娘は、ああ、だめだめ、そんな数値鵜呑みにしちゃ、あんなのいい加減だから、と慰めてくれた。体脂肪率なんて食事の前後で全然違うし、水を飲んだだけでぐっと下がるし、それどころが足の裏が湿っているだけで数値が変わる、そういうものだからと。

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衰えません、死ぬまでは。

旅好きで世界中、日本中をてくてく歩いてきた還暦前の中年(もと陸上部!)が、老いを感じ、なんだか悶々。まじめに老化と向き合おうと一念発起。……したものの、自分でやろうと決めた筋トレも、始めてみれば愚痴ばかり。
怠け者作家が、老化にささやかな反抗を続ける日々を綴るエッセイ。

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宮田珠己

1995年に『旅の理不尽~アジア悶絶篇』を自費出版しデビュー。以来、紀行エッセイを中心に、日常エッセイ、書評、小説なども執筆。『東南アジア四次元日記』で 第3回 酒飲み書店員大賞、『ニッポン47都道府県正直観光案内』で第14回エキナカ書店大賞を受賞。他にも『ときどき意味もなくずんずん歩く』『いい感じの石ころを拾いに』『だいたい四国八十八ヶ所』『明日ロト7が私を救う』『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』などエッセイ多数。小説に、東洋奇譚をもとにした『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』がある。2作目の小説『そして少女は加速する』で、青春小説に挑戦。賞賛を集めている。
(撮影:干田哲平)

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