先日、演出家として参加した「演劇ドラフトグランプリ」という企画でグランプリをいただいた。
その企画内容は5つの座組みをドラフト形式で選抜し、5名の演出家が各チームに振り分けられるもので、テーマに沿って作った20分のオリジナル作品を、日本武道館で一日限り本番を披露するというもの。
名だたる演出家さん達の中に加えていただき、演劇界隈の第一線で闘っている役者たちとお芝居を作れて、演劇の世界で生きているものからすれば参加させてもらえただけでとても光栄なことである。そのような場所でグランプリをいただけるとは何とも有り難い。どの作品も本当に素晴らしく、私の座組みがグランプリをいただけたのは数多の奇跡の連続であったと心の底から思う。
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私は演劇に沼っている

脚本家、演出家として活動中の私オム(わたしおむ)。昨年末に行われた「演劇ドラフトグランプリ2023」では、脚本・演出を担当した「こいの壕」が優勝し、いま注目を集めている演劇人の一人である。
21歳で大阪から上京し、ふとしたきっかけで足を踏み入れた演劇の世界にどっぷりハマってしまった私オムが、執筆と舞台稽古漬けの日々を綴る新連載スタート!
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