
最近、優しさとは何なのかと考えている。
人のために尽くすこと。人を想いやること。ざっくりと大まかにいうとそんなところだろうか。対する相手を想い行動することが優しさというものの概念なのだろう。
しかし、自分が相手を想い、良かれと思ってした行動が相手にとっては不必要で不快な行動の時がある。
例えば、ダイエット中の人に高級焼肉をご馳走しようと連れていくのは優しさではない。拷問だ。肉と痩せたい気持ちの狭間でもがき苦しめることになる。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
私は演劇に沼っている

脚本家、演出家として活動中の私オム(わたしおむ)。昨年末に行われた「演劇ドラフトグランプリ2023」では、脚本・演出を担当した「こいの壕」が優勝し、いま注目を集めている演劇人の一人である。
21歳で大阪から上京し、ふとしたきっかけで足を踏み入れた演劇の世界にどっぷりハマってしまった私オムが、執筆と舞台稽古漬けの日々を綴る新連載スタート!
- バックナンバー
-
- 自分の居場所を肯定できた時、人は幸せを感...
- 久しぶりの外出。舞台仲間との酒の席で自分...
- 愛犬との新しい生活。私の携帯の写真フォル...
- 青春の次は何時代?「青」の次を色で教えて...
- 銀杏BOYZ「漂流教室」を聴きながら、友...
- 「神様的な事柄」と私のちょうどいい距離感
- ドラマ「0.5D」が放送開始。人の手が加...
- 35歳の独身男、犬を飼いたい欲が爆発中
- 出演者との距離感とリスペクト
- 「優しさ」の対義語について考える
- 初日の幕が上がる1時間前に思うこと。演劇...
- カーテンコールで拍手をするとき~「愚れノ...
- 脚本を書くまでの私のとりとめのない日常。...
- 「1位」になったことがない私が見つけたオ...
- 30代半ば、人生の坂道の途中で。Like...