1. Home
  2. 生き方
  3. 極北でアートを学ぶ
  4. 4000kmの旅の果て~極北の町“ドーソ...

極北でアートを学ぶ

2021.10.08 公開 ツイート

4000kmの旅の果て~極北の町“ドーソン”に恋をして 吉村静

さかのぼること、8月29日。私は、4年半ほど住んだカナダのバンクーバーを離れ、さらに北にあるユーコン準州の「Dawson City (ドーソン・シティ)」へ引っ越した。ビジュアル・アートの学校に通うためだ。

カナダの友人に「ドーソンに引っ越すんだよ」と伝えると、「え! ドーソン!? えええええ!?」と必ず返される。それほど、とてつもなく北にあり、アラスカ国境にも近い。真冬になるとマイナス40度にもなる極北の地であり、冬になるとオーロラが観測できる。ユーコン川が流れ、町の周りは壮大な自然が広がっている。

ここから先は会員限定のコンテンツです

無料!
今すぐ会員登録して続きを読む
会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン

{ この記事をシェアする }

極北でアートを学ぶ

カナダへ移住して4年半。バンクーバーを飛び出し、私はドーソン・シティへ引っ越した。目的は、ビジュアル・アートを学ぶため。氷点下40度に達し、オーロラの見える極北の地で、どんな人と、どんな風景と出会えるだろう。ありのままの生き方を探す、ゆったりエッセイ。
[バナーデザイン:宗幸(UMMM)]

バックナンバー

吉村静

1987年、新潟県長岡市生まれのランナー。走歴25年。ランニング雑誌の出版社に勤めた後にカナダへ渡り、トレイルランニングやハイキング、日々のお散歩に没頭する。カナダで2年過ごしたのちに南米やニュージーランド、インドなど様々な国で写真を撮りながら旅をする。2019年からカナダの永住権を取得し、現在はバンクーバーで暮らす。トレイルランニング用品専門店Run Boys! Run girls!のウェブにてアウトドアスポーツのある生活を綴る「Tip of the iceberg Newspaper」という名のブログも更新中。バンクーバーのヌーディストビーチで開催される裸のランニング大会Bare Buns Run2014年大会女子の部優勝。

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP