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血圧を最速で下げる

2020.09.20 公開 ポスト

5つ以上あてはまると要注意!血圧の危険度チェック奥田昌子

食事や運動、生活習慣によって血圧を正しく効率的に下げる方法を説く『血圧を最速で下げる』(奥田昌子氏著)が発売即重版となり話題を呼んだ。
今回は本書の内容から、血圧の危険度チェックテストを作成した。あなたの血管と血圧はどれぐらいヤバイ!?

*   *   *

(写真:iStock.com/Hana-Photo)

血圧は高くないほうがよいことはわかっていても、自分がどのくらい高血圧に近いところにいるのかは見えづらいものです。

のんびり構えていて大丈夫でしょうか?

以下のチェックテストで血圧の危険度がわかります

30の項目のうち、自分によくあてはまると思うものにチェックを入れてみてください。

  1.  

チェックの数: 0 項目

※環境によって、チェックできないまたはチェック数が0のままの場合があります。その場合はお手数ですがご自分でカウントをお願いします

・4項目以下の人……特に問題なし

・5~10項目の人……危険度1

・11~17項目の人……危険度2

・18項目以上の人……危険度3

高血圧は「サイレント・キラー」

(写真:iStock.com/RightFramePhotoVideo)

結果はどうでしたか?
チェックが5個以上ついた「危険度1~3」の人は要注意です。

おそらくは、大部分の人が5個以上あてはまったのではないかと思います。なんといっても高血圧は日本でもっとも患者数の多い病気です。

とくに男性は、予備軍を入れると30代のほぼ3人に1人が血圧が高く、40代では半数を超え、50代は3人に2人を超え、60代になると5人のうち4人以上と、年齢をかさねるにつれて着実に増加します。

こんなに身近な病気なのに、高血圧がなぜよくないのか、どのくらいよくないのかとなるとピンとこない人が少なくないようです。

「とくに自覚症状はありません」と語る患者さんの顔はなんだか誇らしげです。

頭が痛いとか、ぼーっとするわけじゃないから、とりあえず心配しなくてよさそうだ。気にはなるけど、もうすこし様子をみてみよう。

そう考えるうち何年も過ぎたというのが実情かもしれません。

 

たしかに、危険なくらい血圧が高くなれば、なんらかの自覚症状なり、前ぶれなりがあらわれてもおかしくなさそうですが、高血圧だけでは自覚症状は起こらないと考えてください。

はげしい頭痛が起きることもありません。人の体には、体の血圧があがっても、脳の血圧の上昇をおさえて脳を守るしくみがあるからです。

高血圧が「沈黙の殺人者」、英語でサイレント・キラーと呼ばれているのはこのためです。

では、血圧がどのくらいまで上がったらマズイのでしょうか。昔から言うように、上の血圧が年齢プラス100より低ければ問題ないのでしょうか?

はい、大間違いですね。

たとえば、上の血圧が116ミリで下が78ミリの男性Aさんと、上の血圧が128ミリで下が82ミリの男性Bさんをくらべてみましょう。ちょっと見ると、二人とも血圧の心配はなさそうです。

ところが、Bさんは心筋梗塞をはじめとする心臓の病気にAさんの5倍以上なりやすいことが、日本人を対象とする大規模な調査からわかっています。

女性も安心できません。B女さんはA女さんとくらべて、脳卒中の危険が3倍高くなります。

 

血圧は一定の数値を超えたら危険ということではなく、ほんの少しでも上がれば、上がったぶんだけ血管の壁を傷つけるのです。

現在薬を飲んでいる、いないにかかわらず、チェックテストで5個以上だった人は生活習慣の修正にただちに取りかかる必要があります。

*   *   *

詳しくは幻冬舎新書『血圧を最速で下げる』をご覧ください。

関連書籍

奥田昌子『血圧を最速で下げる 老化を防ぐ「血管内皮」の鍛えかた』

「減塩すれば血圧は下がる」「少し高いほうが長生きする」「上と下の差が大きければ大丈夫」は全部ウソ! 本書では血圧を最速で下げる方法を最新研究から明らかにする。また血圧が上がると血管内部の膜(血管内皮)が傷つき劣化して、それが生活習慣病や全身の老化を招くとわかってきた。血管内皮を再生させて血圧を下げる食事や運動、生活習慣をていねいに解説。

奥田昌子『胃腸を最速で強くする 体内の管から考える日本人の健康』

消化管の病気を抱える日本人は1010万人にのぼる。最も多いがんも消化管のがんだ。ところが軽い胃もたれや下痢は「そのうちよくなるだろう」と見過ごされがちで、悪化はがんをはじめ重大な病気に直結する。最新の研究でわかった、強い消化管をつくるために欠かせない食事や生活習慣、ストレス対処法を解説。「管」のすべてが腑に落ちる。

奥田昌子『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』

内臓脂肪をほうっておくと高血圧や糖尿病など生活習慣病はもちろん、さまざまながん、さらに認知症の原因になることがわかってきた。だが、体質だからと諦めるのは早い。内臓脂肪は皮下脂肪よりも落ちやすく、普段の食事や生活習慣の改善が減量に直結する。肉や炭水化物の正しい摂り方、脂肪に効く食材、効果抜群の有酸素運動などを、最新の論文をもとに解説。

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血圧を最速で下げる

2020年7月29日発売『血圧を最速で下げる 老化を防ぐ「血管内皮」の鍛えかた』(奥田昌子・著)の最新情報をお知らせします。

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奥田昌子

京都大学大学院医学研究科修了。内科医。京都大学博士(医学)。愛知県出身。博士課程にて基礎研究に従事。生命とは何か、健康とは何かを考えるなかで予防医学の理念にひかれ、健診ならびに人間ドック実施機関で30万人近くの診察にあたる。航空会社産業医を兼務。著書に最新刊『血圧を最速で下げる』のほか、10万部を突破した『内臓脂肪を最速で落とす』や、胃腸を最速で強くする欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』『日本人の病気と食の歴史などがある。

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